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環境にやさしいジオベスト

酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」を使用した土系舗装の事例紹介、土系舗装を施工するにあたっての注意点などをさまざまな角度から検討しています。 また、ジオベスト土系舗装のメリットであるヒートアイランド現象緩和やCO2排出抑制、地球温暖化への貢献についても書いていきます。

   
カテゴリー「土舗装」の記事一覧

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防草対策13年半が経過しました!

下の写真は、2006年3月、2泊3日で鉄塔敷地の防草対策を行い、完成した時の写真です。防草が目的だったので、路盤を設置せずに、下地転圧後、真砂土の集積場所でジオベストと真砂土を混合し、2トンダンプで、この電力会社の鉄塔敷地に運び、トンボとレーキで広げ、ハンドガイドローラで転圧をして完成させました。
実は、2日間で仕上げる予定でしたが、2日目はあいにく雨天となり、ブルーシートで覆い、旅館で過ごして晴れるのを待ちました。3日目に工事を続行し完了させることが出来た懐かしい現場です。

下の写真は、13年半を迎えた鉄塔敷地の現在の写真です。
13年半が経過したとは信じられないぐらい周辺の景色に変化はありませんが、確実に時間だけが過ぎ去っています。
ジオベストの防草効果がまだ継続しています。しかし、少しづつ雑草が生えてきているのは、ジオベストで養分のない土壌に変えていた土地が、酸性雨によって、不溶化された養分のリンなどを元の植物が吸収できる可溶性リンに変えられつつあるためです。
10年以上の長期的な防草対策の事例です。
 
■ジオベストのお問合せは、
ジオサプライ合同会社 http://www.geosupply.jp/
広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419 福岡092-518-3537
ジオベストの最新情報はブログで発信しております。

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防草テープの販売

雑草を抑止する材料はさまざまな形で販売されており、よくご存知だと思いますが、道路の舗装と縁石等の構造物の隙間に発生する雑草を抑止する「防草テープ」があることは、まだまだ知られておりません。
この「防草テープ」は、景観だけでなく、歩道部のアスファルトやコンクリートの破壊を防ぐ効果があります。
防草テープの材料には、凸凹追従性・耐磨耗性・耐熱性・耐候性といったものが要求されますが、弊社の販売する「防草テープ」は、アイオノマーフィルムとベータテープを組み合わせたクォリティーの高い製品です。施工後5年以上の雑草抑止が可能です。
「防草テープ75」は、1巻75mm幅×長さ12m×厚み0.8mm。
「防草テープ150」は、1巻150mm幅×長さ12m×厚み0.8mm。
是非一度お試しください。
国土交通省のNETISに登録(KT-050035)されていた商品ですので、安心してご使用いただけます。現在は掲載期間終了となっております。
■防草テープのお問い合わせは
ジオサプライ合同会社 http://www.geosupply.jp/
広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419 福岡092-518-3537



防草テープの色はグレー半透明のみです。ご連絡をいただくと、送料を含めて御見積もりをさせていただきます。粘着剤は、テープそのものにもついておりますが、固定するには、長期的な耐久性を考慮して、プライマーのご使用をお奨めしております。
テープ1巻に対してプライマーは、「防草テープ75」の場合0.5リットル、「防草テープ150」の場合1リットル使用し、1リットル当たり1,685円(税・送料は別途)で販売いたします。
テープの在庫には限りがありますので、大量に必要な場合、早めのご連絡をお願いします。

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名園の側溝

雨水の排水を行う側溝には、さまざまな形状があり、目的に応じて使い分けがされています。しかし、セメントがなかった頃は、石を利用して排水の工夫がされていました。
まさに先人の知恵というものです。晴れている日は必要性がないのでなかなか気がつかないのですが、雨が降ると、勾配のある雑草地や山側から流入してくる雨水が溢れて歩行が困難になり、はじめて側溝の重要性を知ることになります。
下の写真の側溝は、実用性だけでなく、景観にもマッチしており、並べられた縁石が景観を構成するアイテムの1つになっている参考事例です。
   
下の写真は横断する側溝ですが、石を並べて水みちが作られています。特に三叉路なので、流入してきた雨水を上手に下側へコントロールする必要があり、そのために工夫されたものです。右側からの道には丸太によって土の流失を防ぐとともに水を側溝へ誘導する役目もされており、先人の知恵を見ることができます。
これらは土系舗装で整備がされているわけではありませんが、もしも土系舗装をされる予定があれば、先人の知恵に学んで、側溝は是非このような工夫をして欲しいという弊社からのご提案です。
勉強になります。
   
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凍害と土系舗装

土系舗装は、自然と調和して景観性に優れており、適度に軟らかく優しい歩行感が得られ、特に、酸化マグネシウム系土舗装固化材「ジオベスト」は、植物や動物にも無害であり、安全性や環境面から利用率が高まっています。

しかし、12月から3月の寒冷期の土系舗装は、霜害や凍害によって損傷を受けやすくなります。もちろん「ジオベスト」を使った土系舗装も例外ではありません。もちろん、凍害になるさまざまな要因に注意すればその危険性は低くなります。
実際に寒い地域や寒冷期に施工しても凍害にならなかったケースの方が多いのです。つまり、土舗装をする前に施工場所の気象条件などの環境調査をすることや施工・養生などの工夫がされているからです。
凍害といえば水の凍結です。寒冷地でも凍害にならなかったケースでは、加水量を少なくして締固めをするとか、水の排水・流入・滞水を阻止することで凍害の影響を避けることが出来ます。
そして気温です。凍害発生の危険性地域として参考になるものに凍害危険度マップというものがあります。これは各地域の毎日の外気温に日射の影響も考慮して年間の凍結融解繰り返し日数を求め、氷点下の温度差による影響も考慮して作成されたものです。この図によれば、危険度が高いのは寒さの厳しい北海道から東北地方がほとんどですが、温暖地でも内陸部や山間部で凍害の危険性があることが分かります。おおざっぱにみて、12月から3月までの施工は避けた方がいいといえます。
一番気をつけないといけないのが3月ですね。暖かくなったからといって気を緩めると、夜間の気温低下で被害にあうことがあります。
天気予報を参考にしながら暖かくなるのを確認した上での施工・・・4月まで待てれば待った方が得策といえます。
しかし、なかなか期末までに完了したいというのが圧倒的に多いと思いますので、できる限りの対策をとりましょう。
凍害に至るメカニズムは、土系舗装内部の“空隙”です。土系舗装には必ず無数の空隙が出来ます。土系舗装はコンクリート舗装に比べて空隙が大きく、水も空気も自由に出入りできます。その細孔に氷点下で水が浸透すると、たちまち凍結します。しかも水は結晶化=凍結すると9%膨張し、体積が増えます。だから、土系舗装の細孔に水が入ると凍結し、膨張圧で周囲を破壊します。凍結したままなら、大した被害は無いのですが、凍結融解を繰り返すと、(水が日中に溶けて移動し、細孔内部に新たな水を呼び込み凍結・膨張するすると)被害は大きくなります。つまり、凍結融解の繰り返しは、凍害を促進します。組織の破壊は、この累加された残留膨張が土系舗装の形状を保つことができなくなった段階で生じます。
土系舗装だけでなく、コンクリートの場合も同じような症状になります。
ちなみに、土系舗装では、コンクリートの水セメント比を大きくすることと同じで、土舗装の土がパサパサだからといって、水を多く加えて作業性を確保すると、水が多いほど強度が落ち、凍害を促進します。
しかしながら、一度固まった土舗装は、水に浸しても破壊されることはありません。つまり、一旦、内部の空隙に閉じ込められた水は少々の低温では凍らないからです。だから、問題になるのは初期硬化の段階で溜まった水が凍結融解を繰り返すことです。 
凍害はメカニズム的には、水の供給がなければ進行しないので、進行を阻止あるいは遅延できますし、それ以上の悪化は防げます。
よって、雨降り後の作業などは行わないことが大切です。そして、塩化カルシウムを利用したり、凍結しないように養生をしたり、さまざまな方法を組み合わせて対策をとることが大切ですので、事前にご相談ください。
しかし、どんなに注意しても想定外のことから起きる時には起きるので、12月から3月までの施工を避けることが一番ですね。
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土舗装の事例

水質を守り、大気の汚染を防ぐということは、すべての生き物に対して、きれいな水と空気が供給できることです。
私たちは多くの生き物とともに係わり合い、多くの生き物から恩恵を受けてきました。このことは次世代へも引き継いでいかなければなりません。つまり、豊かな生物多様性の環境を守って行くということは私たちに与えられた使命です。
写真は、約1.5km続く河川沿いの土舗装の遊歩道です。
まだ3月7日現在、施工途中ですが、環境に配慮された土舗装なので、自然環境に負荷をかけていません。
土舗装とはいっても、単に土という素材を使用しているだけで土舗装と呼んでいる製品もありますが、酸化マグネシウムを主成分とした「ジオベスト」は、土に近い特性を持った土舗装固化材であり、生き物に対してやさしい弱アルカリ性の土舗装材です。
写真の土舗装は真砂土にジオベストを配合して固めておりますが、現地にある土をリサイクルして固めることも出来ます。
セメントを使用していないので、六価クロムなどの有害物質を溶出することもありません。
「生物多様性EXPO in 大阪」の会場では、多くの来場者の皆さんにご紹介させていただきたいと思っております。お越しを会場にてお待ちしております。
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酸化マグネシウムがなぜいいか?

土壌の専門家には、酸化マグネシウムが土系舗装や土壌改良に適していることは良く知られています。
しかし、一般的には知られているわけではありません。

そこで、今回は、詳しくご説明したいと思います。

よく無機系固化材使用と書かれているものがあります。
無機系とはいったいなんでしょう?セメント、石灰、石膏、そして酸化マグネシウムも無機系の固化材の材料です。
セメントは、高炉セメント、石灰は生石灰を、石膏は硫酸カルシウムですが、他の固化材と混ぜて使用します。
セメント系固化材や生石灰系固化材は、pHが12以上になり、アルカリ公害を引き起こします。
石膏と酸化マグネシウムが弱アルカリ性です。
しかし、ご存知のように石膏は、水に弱いので大量に使用する必要があります。

実は酸化マグネシウムは、強アルカリ性です。しかし、酸化剤を入れることで唯一弱アルカリ性になる材料なのです。
そして、生物に支障がないように工夫をすることで、土舗装材固化材「ジオベスト」を開発し、販売を開始しました。 
酸化マグネシウムならなんでもいいのではという質問を受けることもありますが、製品化されるまでには多くの実験と改良が重ねられて今日に至っています。

特開2002-249774
特許3527477
今日は、ジオベストを使用した土舗装の現場でした。その時の施工写真です。
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土系舗装材

土系舗装材は、固化材または結合材によって、区分がされています。
それらは、一般的に「酸化マグネシウム系」「セメント系」「石灰系」「樹脂系」といったよう分けられています。
固化材そのもののコストは、「セメント系」「石灰系」が一番安くつきます。しかし、強アルカリ性なので、排水のアルカリ度(pH)が高く、水源地や川に流出すると魚が死んだり、生活用水に影響が出たりすることがあります。よって、場所を選んで使用するとともに、「セメント系」の場合、六価クロム溶出試験を行い、土壌環境基準以下であることの確認が必要となります。
「石灰系」の場合、水に弱いという弱点があります。
「酸化マグネシウム系」は、「セメント系」や「石灰系」に比べて材料そのものの価格が高いのが難点ですが、弱アルカリ性であり、より中性化することが可能です。よって、崩せば土として再利用が可能です。
「樹脂系」は、pH値は問題ないけれど、処分の際、産業廃棄物となります。
このように土舗装材とはいっても、種類はさまざまであり、用途を間違えないように材料の確認をして使用しないと、せっかく土舗装をしたのに掘り返して廃棄しなければならなくなるなどの社会問題が起きます。個化材と混ぜる土もさまざまです。処分に困った土をリサイクルして固める場合や、真砂土や川砂を使うこともあります。土の種類によって固まりやすいもの、そうでないものがあります。カルシュウム等の物質が固化を阻止することはよく知られています。また固化材と混ぜると有害物を溶出する土もあります。
私たちは、地球上のさまざまな命のつながりで生きることが出来、また次ぎの世代に命を引き継いでいくことができます。かけがえのない命を引き継いでいくためにも、環境に負荷を与えない努力を惜しんではいけないと思います。
ちなみにジオベストは、「酸化マグネシウム系」です。材料の価格は少し高いけれど、施工方法次第で、他の材料より割安になり、メリットも大きくなりますので、ぜひご相談ください。
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土系舗装-酸化マグネシウム系固化材

夏から冬にかけての10月から11月というのは土系舗装を行なうのに一番いい時期といえます。
夏場は酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」に土と水を混ぜた舗装材が早く乾いてしまうために、水不足で固化不良を起こしてしまうことや、冬場は、凍害の影響を受けやすいので、養生をしなくてはならないなど、土系舗装にとっては一番工事がやりにくい季節ですが、10月から11月は、工事をする人にとっても舗装材にとっても快適な時期です。
よって、期末に集中しがちな工事ですが、出来ることのなら、いまのうちに工事を先行したいものです。

実は、酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」の販売を始めてから5年が経過しました。
最近では、土壌汚染などのニュースが流れるたびに、環境にやさしい酸化マグネシウム系固化材であるジオベストが注目を集めてきています。
また、特に河川や池などの水場に近い園路などでは、生態系への影響に対する配慮から積極的にジオベストが使用されています。
◆ジオベストのお問い合わせは、
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土系舗装をきれいに仕上げるには


ジオベストによる土舗装の仕上がりは、固まった運動場、踏み固めたグラウンドのように自然の風合いを残したものになります。
土舗装は、もともとが土なので、土本来の良さを残しながら固めるというのが、土舗装本来の姿だと思います。
コンクリートのようにカチンカチンにしてしまうと、土が固まったようには見えず、セメントで固まっているようにしか見えません。
しかし、土本来の良さを残しながら土舗装もきれいに仕上げたいという要望も多くあります。
ではどうしたらいいかということになりますが、ローラーやプレートを使うと、水が多い場合、転圧の跡がつきます。
水は、表面が濡れる程度に軽く撒いて、転圧し、再度、軽く散水して転圧するのを繰り返します。
間違って多く散水した場合、ベニヤ板やブルーシートを敷いて、プレートやローラーをかけるのがいいのですが、施工面が見えません。そんな時は、ポリエチレン製の透明ビニールシートを敷いて、プレートやローラーをかけてください。跡がつきません。
本来、土舗装をきれいに仕上げるには、水の量を適量より少なくして、締固めるのがベストです。水の量と強度は半比例ですので、強度を出すためにも水の量を適量よりやや少なくして施工しましょう。
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プレートが使いづらい時

外は一段と暑さが増して、本格的な夏がやってきていますね。

つらい季節ですが、水分と塩分の補給で夏を乗り切りましょう。

実は、「しっかりと転圧をしてください」と言っても、どうしても転圧がしづらい場所があります。
そこで、ついつい左官仕上げで済ませる場合があります。
でも、左官仕上げにしてしまうと、あとで転圧不足で土が固まりにくい・・・そんな時は、ぜひ小型の電動ランマーを使ってみてください。

軽くて持ち運びが楽な小型のランマーがお奨めです。

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HN:
藤重 広幸
性別:
男性
職業:
会社員
自己紹介:
ジオサプライ合同会社にて、環境に配慮された各種の酸化マグネシウム系固化材を販売しております。特に酸化マグネシウム系土舗装固化材は、2005年度から販売を開始。酸化マグネシウム系真砂土舗装材「ジオミックス」は、2008年度より販売を開始しました。是非、弊社のホームページへお越しください。.

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