環境省は29日、地球温暖化が進むと、世界自然遺産に登録されている白神山地(青森・秋田県)のブナ林が今世紀末にも消滅する可能性がある・・・という発表をしました。
これは1990年比で国内の平均気温が4.8度上昇するケースを想定し、温暖化の影響を予測したものです。
白神山地の世界遺産の登録は、観光地であるからではなく、開発を行わず、自然のままが残されていることが評価されたためです。
よって、遺産登録以前からあった登山道以外には道はなく、今後も自然を損なわない修復以外には、新たな整備はされない予定だそうです。
何が世界遺産として価値を認められ、それを守るために何が必要なのかをよく知っているからこその措置です。
せっかくの世界に誇れるブナ林が地球温暖化で消滅しないよう、CO2削減を心がけましょう。
白神山地・ブナの原生林にて 2007.11
温暖化が進むと、酸性雨が森に染み込み、この森は、急速に枯れ始めると聞いています。みんなで、森を守りましょう。
photo by パンのyouichi
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