酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」を使用した土系舗装の事例紹介、土系舗装を施工するにあたっての注意点などをさまざまな角度から検討しています。 また、ジオベスト土系舗装のメリットであるヒートアイランド現象緩和やCO2排出抑制、地球温暖化への貢献についても書いていきます。
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抜いても抜いても隙間から生えてくる雑草。
インターロッキングブロックの雑草対策は、ブロックの間の目地から生えてくるので、抜きにくく始末が悪いですね。
弊社の製品「ジオベスト」は、通常は空き地や広場の防草材として使用しておりますので、我が家のインターロッキングブロックにも使用してみました。敷砂には、おおよそ1㎡当たり5kg、目地には500gを珪砂に混ぜて使用します。このジオベストの配合の割合は、珪砂の重量の10%です。勾配がキツイ場合、15%程度に増やして使用します。
今回、お客様から問合せがあったので、まずは自宅で防草効果を実証してみることにしました。
本来は、敷砂もやり換えないときちんとした雑草対策にはなりませんが、面倒なので、目地だけやり直しました。
何十年も放置したインターロッキングブロックの目地は下の写真のように真っ黒でした。これをしっかり取り除かないと再び雑草が生えてくるので、ワイヤブラシを使ってきれいにしました。できたら、高速洗浄機で目地にたまった土を吹き飛ばすぐらいの方がいいですね。
除草剤は使いません。
古い目地の砂を取ったあとは、新しい珪砂にジオベストを混ぜ、隙間に入れて散水をしました。
そして、1ヶ月半後が下の写真になります。
ちょっと荒っぽいやり方ですが、それでもほとんど雑草は生えておりません。
だからといって目地材のみにジオベストを混ぜただけでは、完全に雑草が生えてくるのを防ぐことは出来ません。
珪砂だけだと固まっているわけではないので、敷砂や隙間に残っていた小さな根っこが伸びてくることがありますが、ジオベストを混ぜているので少し固まっていることから、雑草が生えてくるのを阻止してくれています。たとえ小さな雑草を見つけても、小さいうちに摘み取っておけば、広がりません。珪砂が固まってくれれば土の流失もありません。
※ある程度固まるまでは降雨に気を付ける必要があります。
※ジオベストには除草剤が含まれているわけではありませんので、雑草を枯らすことはできません。
※ジオベストは土と混ぜて雑草を生えにくくする土系舗装材です。よって、水に反応し、乾燥すると固まります。よって、インターロッキングブロックの種類によっては、表面がザラザラしていると、ジオベストの粉が付着して取りにくくなることがあります。散水前後にはインターロッキングブロックの表面に付着したジオベストの粉は乾燥する前に早めに取り除いてください。
本来は敷砂からきちんと取り替えないと、雑草が生えてきますよと説明させていただいておりますが、目地に詰まった古い砂や埃をしっかり取り除いた上で、新しい目地を入れれば個人宅の小さなスペースでのインターロッキングブロックならなんとか雑草対策が可能です。
ただし、芝やスギナなどの地下茎が広がっている場合は、敷砂からやり直さないと雑草対策は難しいです。
■ジオベストのお問合せは、
ジオサプライ合同会社☎ 広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419 福岡092-518-3537
ジオベストについての最新情報はブログで発信しております。
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