公共事業では、よく土系舗装材の材料指定のところに、同等品という言葉が使われています。
今日もそのことで疑問を持ってしまいました。
同等品という言葉ほど曖昧なものはありませんね。
実は土系舗装は、「土」に、「土と土を接着させる固化材」を配合して固めます。
土舗装は、コンクリートやアスファルトのようにカチンカチンに固めるのとは異なり、土と土の間に隙間ができます。
つまり雨が降ると、水が浸透するので、水は大地に吸収されます。
しかし、一方、隙間があるため、僅かではありますが、固めた土からは、強アルカリの排水や重金属が溶出しやすくなる心配があります。
また、セメントは製造過程で、六価クロムが含まれ、セメント系固化材は、強アルカり性です。よって、セメント系固化材を使用する時は、要注意です。
しかし、ジオベストの場合は、原料が酸化マグネシウムなので、六価クロムなどの重金属類を溶出しません。また、水質汚濁防止でいう水素イオン濃度が基準値内なので、生き物などの生態系に影響を与えることがありません。
ジオベストと同等の土舗装材と書かれている場合、土を固められる材料ということだけでなく、環境面に十分な配慮がされているということが重要なポイントなのに、固化材で一律にくくられるのは・・・ちょっと違うのではと疑問に思いました。
下の写真はジオベストによる土系舗装です。
◆ジオベストのお問い合わせは、
ジオサプライ合同会社
ホームページ広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419 福岡092-518-3537
尚、ジオベストの最新情報は
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