ジオベストといえば酸化マグネシウム系の土舗装固化材ですが、墓地の造成やリニューアルに多く使用されております。
従来の工法は、ジオベストに真砂土と水を加えてミキサーで練るというのが通常の方法でしたが、最近では、ジオベストと真砂土(現地土も可)を水を加えないで混ぜ、敷き均しを行い、転圧をしたあとで散水するという順番で施工しております。
もちろん、生コンプラントで練る場合は、最初から水を加えておりますが、水を後から撒くメリットを上げると次のようになります。
① 自然の土らしさを保つために、水の量と加水時期を調節できます。
つまり、後から加水することで、自然の風合を保ち、グラウンドの土を固めたように仕上げられます。加水せずに転圧するとパサパサして転圧がしづらいというマイナス面はありますが、加水しない限り固まらないので、不陸整正ができるメリットの方が大きいといえます。
② 水を入れてミキサーを回すと、どうしても時々こびりついて、練りを中断しなければならなくなりますが、作業が止まるのを防げます。
③ ローラー転圧をする時、散水を後にするので、ローラー面に土が付着することを防げ、ローラーマークがつきにくいのできれいに仕上がります。
下の墓地の写真は、ジオベストと真砂土をミキサーで混ぜ、敷き均し、足で軽く踏んでプレートで転圧した後に、板を置いてから全体を軽く押さえて舗装を整え、水を撒いております。
こうすることで墓地にふさわしい土舗装が完成しております。ここの場所は、路盤があり、勾配もつけられておりますので排水の心配がありません。
◆ジオベストのお問い合わせは、
ジオサプライ合同会社
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尚、ジオベストの最新情報は
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