通常、土舗装に使用する土は、真砂土を使用します。真砂土とは花崗岩風化土です。石英などの鉱物などで出来ているので、風化しても細かくはなりませんが、透水性が高く、土舗装に向いています。
一方、安山岩風化土は花崗岩風化土とは対照的に粘土質でシルト分が多く、含水比も花崗岩風化土の約2倍程度あり透水性が低い土です。
よって、どちらかというと締め固めてもパサついて土舗装の材料には不向きではないかと思われます。そこで、写真のようにジオベストで固めてみました。含水比が高いので加水せずにジオベストと安山岩風化土を混合してトレイに入れ、手で押さえて、2~3日様子を見て、トレイから取り出したものです。結構固く、強度が出ています。ジオベストの自硬性は40%程度なので、多分、ジオベストの主成分である酸化マグネシウムが安山岩風化土に含まれる鉱物に反応して強度を増したものと思います。
ジオベストは、関東ローム、黒ぼく土、褐色森林土、真砂土、赤土等を固めることができますが、どの土の種類でも相性がいいかというとそうでもありません。
やっぱり実際に固めてみて、どの程度の強度が出るかを事前確認することが必要です。
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