ジオベストは酸化マグネシウム(Mgo)を主成分としています。
土と混ざると土の中の水分と結合して、水酸化マグネシウムになり、空気中の炭酸ガスと反応して塩基性炭酸マグネシウムを形成し、土同士の接着をもたらします。
また、この酸化マグネシウムは、土舗装の固化材としての利用だけでなく、融点が2800℃と高く高温での電気絶縁性に優れ熱伝導率も比較的高いため、絶縁材料としても広く利用されています。
医薬品としての年間処方数も、トップ10に入っているし、歯磨き粉も酸化マグネシウムが主成分となっています。
このように広範囲に利用されている酸化マグネシウムですが、循環型社会のクリーンエネルギー源として注目を集めています。
ネットで調べていただければ、「マグネシウムとレーザーを用いた再生可能エネルギーサイクル」として研究開発されている内容がわかります。
マグネシウムの酸化については小学校の授業でも習っていますが、この酸化マグネシウムを元のマグネシウムに還元し、出来たマグネシウムを水と混ぜて熱を加えるとマグネシウムは激しく燃え、熱と光と水素を発します。
生じた水素が空気中の酸素と結びつけば、発生する熱量は倍化します。
このエネルギーを利用するわけです。
また、マグネシウムは貯蔵出来、酸化によってできた酸化マグネシウムは、ふたたび還元して利用出来ます。
酸化マグネシウムを還元するためには、太陽光をレーザーに変換し高いエネルギーにして照射しますが、これも自然エネルギーです。マグネシウムを利用することで、CO2を発生しないクリーンエネルギーサイクル(資源の再利用)が出来上がります。
水素は高圧タンクでの貯蔵が必要ですが、マグネシウムで貯蔵する方がはるかに安全で多くの量貯蔵できます。
酸化マグネシウムは無尽蔵です。
次世代のエネルギーとして、最も期待出来ます。
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