地球温暖化で世界の平均気温は100年間で0.74度上がっていることはニュースなどでご存知だと思います。
では、日本全体では何度上がっているのでしょう。
1.1度です。
私の住んでいる大阪は約2.1度上昇しています。
世界の平均気温より0.36度日本の平均気温が高くなっているのは、CO2の排出量が多いことと、都市化によるヒートアイランドが原因です。
特に大阪市は、世界の平均気温よりも約3倍上昇しており、日本の平均気温より1度高くなっています。
道路や建物のコンクリート化によるヒートアイランドが地球温暖化を一層加速させています。
ヒートアイランド現象による温暖化は空調使用の増大を招き、悪循環を引き起こしているわけです。
さて、本題に入りますが、世界の平均気温が大阪市並みに上昇すると、科学者であり、作家の高嶋哲夫さんは、マラリア感染の危機に直面する人が4000万人~6000万人に増え、ホッキョクグマを含む15~40%の種が絶滅危機となり、グリーンランドの氷床が不可逆的に溶け始める可能性があると言われております。
高嶋哲夫さんは、2008年4月25日から連載小説「2050 -The New World-」をスタートされました。世界中に伝染病が蔓延し、生態系の狂った砂漠世界と化した地球を舞台にした、近未来シミュレーション小説です。
では、2050年はどのようになるとみておられるのかは、5月15日、「地球温暖化・・・かつてない危機の時代にできること」~洞爺湖サミットをむかえて~をテーマにした講演会をお聞きしましたので、その時の資料を転記させていただきます。
・ 温暖化は進み、世界の陸地面積は海面上昇で大幅に縮小している。
・ 世界的に伝染病が蔓延し、貧富の差はますます大きくなっている。
・ 中東の石油は枯渇寸前で、石油の値段は高騰している。
・ 南極では米が栽培され、北極はすでにない。
・ 生態系が完全に狂い、新種の動植物も出てきている。
・ 新しい国、政府、国境が出来ている。
・ 新しい科学、工学。
・ 新しいビジネス。
・ 地球に対する新しい考え方。
・ 宇宙に対する新しい考え方。
・ 増えた海洋に対する新しい考え方。
・ 九州は熱帯に、北海道は現在の沖縄並みになっている。
・ 日本には世界からの難民が来て、多民族国家になっている。
大変参考になりました。
この講演会はどきどき斎塾が主催しておりますが、私は世話人をやっております。
弊社の扱うジオベストは酸化マグネシウムを主成分とした地球環境にやさしい土系舗装用の固化材です。
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