「冬季土工設計施工要領」というものが通年施工推進協議会から発行されています。
この要領の趣旨は、寒冷期の冬季土工の技術指針としてまとめられたものです。
品質が低下しないように留意することについて、ジオベスト土系舗装の施工の場合でも役立つ内容になっています。ジオベストの施工について当てはめてみると、
・土の凍結について外気が0℃以下になると、地表面から土粒子間の間隙水が氷結します。さらに低温が続くと、凍結面は次第に地中に進行します。土が凍結すると作業が困難になるので、人力施工は避けること。ジオベストの施工の場合、外気が5℃以下になると固化材が反応しなくなるので、極力、5℃以上の時を選んで施工するのが望ましいといえます。
また、夜間は冷えるので、早めに作業を終え、ジオベストの固化反応を停止させないことがベストです。
・含水比について寒冷期の施工に適した土質、含水比にすること。夏季の場合、乾燥するのが早いので、含水比は多めに、冬季は少なめに調整し、シルト分を少なくして砂質分を多くする方が早く固化します。
よって、今回は、アスファルトフィニッシャで敷均し、搭乗式コンバインド型の振動ローラで締め固めを行ない、機械施工で施工しました。現場は大阪です。
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