ジオベストの土系舗装は、土の風合いを活かした高い景観性と適度な弾性による歩行性を実現します。
土系舗装の中には、単に土という素材を使用しているだけで、土の特性を有してない製品もありますが、ジオベスト土舗装は、土に近い特性を持ち、環境にやさしい酸化マグネシウムを主成分とした弱アルカリ性の土舗装固化材です。
良好な土系舗装にするためには、以下の性能指標を満足させるとともに、「勾配」や「排水」といった土系舗装の現場環境を良くする必要があります。
【土系舗装の性能指標】
・歩きやすさ・・・衝撃を吸収する要件として、弾力性試験で性能指標を設定する。
・快適性・・・・・「水溜まりがない」「砂埃がない」「泥濘化しない」の路面要件として、舗
装の透水性能を設定する。
・安全性・・・・・「滑らない」「つまずかない」「転倒時の衝撃が少ない」「水撥ねがない」
等の路面の要件として、すべり抵抗性試験ですべり抵抗値を設定する。
・硬さ・・・・・・「土の強さ」や「安定性」を評価するために、土と固化材を固めた供試体を
作成し、一軸圧縮試験にて、規格値を設定するとともに、表土硬度試験を行
う。
・路面温度・・・・透水性・保水性を評価するために、路面温度を測定し、路面温度の上昇を抑
制する。
・環境改善・・・・地下水を涵養、砂埃を少なくするために、蒸発水量から保水性能を指標化す
る。
国内の代表的な土質には関東ローム、黒ぼく土、褐色森林土、真砂土、赤土などの土質がありますが、ジオベストはさまざまな土を固めて土系舗装を行うことができます。
※ただし、土質により固化のスピードや強度差がありますので、施工前に試験施工をする必要があります。
ジオベストの主な用途としては、真砂土を利用した土系舗装以外にも以下の様なものがあります。
① 現地発生土を利用した歩行者専用道路、自転車歩行者専用道路、公園内の道路、広場の土系舗装など
② 神社境内、路肩、中央分離帯、無人鉄塔敷地、住宅周りなどの舗装
③ 路床改良、人工芝の基盤、宅地の路盤、遊休地保護、海岸の歩道及び海砂の飛散防止など
④ 湖沼、ため池など高含水土質の改良など
⑤ 添加量が7.5~15wt%の場合、すべての土質に防草効果があります。セメントを使用しない防草なので、強アルカリによるアルカリ公害にはなりません。
■ジオベストのお問合せは、
ジオサプライ合同会社
広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419 福岡092-518-3537
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