昨日の12月16日は、今季最も冷え込んだ一日となりましたが、土系舗装に従事されている皆さんの多くは、凍害の心配をしながらの施工だったものと思います。
やはり、今年の2月の某日も、雪がちらつく寒い日でしたが、愛知県豊田市内の住宅団地にある運動公園1200㎡を、環境配慮型商品「ジオベスト」で施工しました。早いもので10カ月が経過しました。
ちょうど豊田市まで来ましたので、経過確認をする為に立ち寄り、写真を撮りましたのでご紹介させていただきます。
住宅団地の公園という目的で作られている多目的広場なので、まさにグラウンドといった感じです。子供たちが遊ぶので、怪我をしないように土が硬すぎず、それでいて土の下層部は硬く弾力をもたせてあり、自然の土らしさを失わない施工に仕上がっております。
よくローラーマークを消すために何度も転圧をすることがありますが、この跡がつく理由は、ローラーのトン数が大きすぎるということのほかに、水が多すぎることに起因しています。特に、冬場の施工は極力水を少なくすることが凍結を防ぐために大切ですし、水を少なくすることで、ローラーマークがつくのを少なくすることができます。加水は適正含水比よりやや少なめという感じです。
そして、写真を見ていただくと、表面の土がザラザラしていて固まっていないように見えますが、ジオベストを使用した仕上げは、むしろホウキで掃けるぐらいのザラザラ感が残るぐらいの柔らかさが理想です。表面を仕上げる時に、わざとホウキで掃いてザラザラ感をつけることもあります。それでも雨が降った場合は、土が流されないようにしっかり固定化できているので、泥濘化することがありません。ここの土系舗装の下層には10~15㎝の路盤があり、勾配もつけられているので、水たまりも出来ません。そして、ジオベストの防草効果で草の1本も生えておりません。
この広場では、塩化カルシウムと水の量を少なくすることで、凍害を防ぐことができました。
酸化マグネシウム系土舗装固化材「ジオベスト」は、固化材の配合率を変えることで、こうした広場とか、高齢者の皆さんが住まわれている老人福祉施設の空き地、小さな子供たちの遊び場の土壌改良・防草対策ができます。
■ジオベストのお問い合わせは、
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