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環境にやさしいジオベスト

酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」を使用した土系舗装の事例紹介、土系舗装を施工するにあたっての注意点などをさまざまな角度から検討しています。 また、ジオベスト土系舗装のメリットであるヒートアイランド現象緩和やCO2排出抑制、地球温暖化への貢献についても書いていきます。

   

麻田剛立


先日、NHKの番組で、日本には江戸時代に、世界に誇れるものとして望遠鏡のものづくりの技術があったことを紹介していました。
そして、その望遠鏡で天体観測を行い、日本最古の月面観測図を描いたのが「麻田剛立」です。
麻田剛立といえば、月のクレーターに名前をつけられた人として有名です。
天文学の分野では、「ケプラーの法則」というのが最も名高い法則ですが、麻田剛立は、江戸時代に「ケプラーの第3法則」を独自に発見したといわれています。
ケプラーの第3法則とは、「惑星の公転周期の2乗と軌道半径の3乗の比は一定である。」というものです。
麻田剛立は、杵築市出身ですが、1780年頃に大坂の本町に天文暦学の塾を開きました。
それは「先事館」と呼ばれ、天体観測を自分たちで行い、天文学を教えていました。
この麻田剛立の弟子の高橋至時と間重富が1795年に江戸に呼び出され天文方に取り立てられ、これまでの古い中国暦から高度なヨーロッパ天文学を基にした新しい暦が完成したのです。
当時は、官より大坂の民間の方が天文学の知識があったのです。
江戸時代の大阪といえば、1838年に緒方洪庵が「適塾」という蘭学塾を生みましたが、これより前に「懐徳堂」があり、「先事館」があったことが、後になって維新以後の急激な西洋化と日本の近代化に大きく貢献することになりました。
江戸時代の大坂には、近代天文学のルーツがあるだけではなく、町民文化の中に、新しいものを生み、世の中を動かすエネルギーがありました。
江戸時代というと江戸時代の東京の循環型社会のみが注目されていますが、環境問題に関していうと、町人の知恵は、東京に負けておりません。
江戸時代の浪速のいいところを取り入れて、現在に生かすことができればと考えています。
弊社の販売する酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」を使用した土系舗装は、崩して残土として使用したり、土系舗装に再使用できます。

■ジオベストの問い合わせは
ジオサプライ合同会社 ホームページ
広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419 福岡092-518-3537
尚、ジオベストの最新情報は、ブログで発信しております。

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広島の施工事例

11月4日。広島を訪れた時、平和公園から袋町電停に向かう途中で、歩道が補修されていることに気がつきました。
ちょうどサンルートホテル広島からNHK広島放送局側に道路を渡り、緑地帯を横断する歩道の車道寄りになります。
補修されたところの土の色と、従来のままの周辺の土の色が同じなので、普通の人は全く気がつかないで通り過ごしてしまいますが、本来、一番磨り減りがひどく、土が流れる場所が固く整備されているので、「あれっ、これはひょっとするとジオベストで補修したのでは・・・」と思った次第です。
カメラを持参してなかったので、携帯電話のカメラで撮影しました。
大阪に戻り、施工業者に確認すると、やはりジオベストで補修していました。
通常、土系舗装は、施工した部分のみ色が変わりますが、現地土を混ぜて施工すると、そこだけ浮いた感じがしません。
雨が降ると、土が流れる場所ですが、しっかりと固められているので、雨が降っても安心して通ることができます。広島に住む人や見る機会があれば、是非参考にしてください。


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菜の花忌


10月27日に、司馬遼太郎記念館に行ってきました。
大阪の八戸ノ里駅から歩いて8分のところに、自宅と司馬遼太郎記念館がありました。
八戸ノ里という地名は、豊臣家老だった片桐且元が河内の沼沢地をうずめて田畑にしようと考えて埋め立てをさせた土地に入植したのが七軒だけで、この土地にもとから住んでいる人を合わせて、八戸になるので八戸ノ里と呼ぶようになったというのがいわれのようです。

司馬遼太郎記念館を訪れると誰もが圧倒されるのが、11メートルの高さに及ぶ蔵書です。
自宅にあった本は4万冊ほどの本ですが、これらの本は司馬遼太郎の頭脳の延長線上にあると考えられるので、そのまま保存されており、記念館を建設するために集められたのが、もうひとつの書斎といわれる2万冊の蔵書イメージになるわけです。
記念館は雑木林風の自宅の庭から見える風景を再現してあります。
しかし、ちょっと残念なのは、庭の通路もすべてコンクリートで固められていたことです。
菜の花畑にはコンクリートが合いません。
土の風情を少しでも残して欲しかったなーと勝手に思いました。

記念館の近くは、司馬遼太郎さんの散歩道ですが、弥栄神社の裏手に司馬さんが好まれていた1本のクスノキの大木がありました。
見学の翌日、私は倉敷に向かいました。
そして、地元の新聞に河内厚郎さんが、司馬遼太郎さんの「菜の花忌」について書いておられたのが目に留まりました。
「菜の花忌」は、もともと伊東静雄さんの命日を記念して、つけられていたもので、司馬遼太郎さんを偲ぶ集まりは、後から同じ名前がつけたものと書かれていました。
命名にあたってはひと悶着あったようですが、経緯は別として、伊藤静雄さんは長崎の諫早の出身で、病床にあった3年余は、やはり河内平野の菜の花畑が見えるところで、望郷の想いにかられていたようです。
長崎の菜の花も三浦朱門さんが天草灘を見下ろした時の菜の花の豪快な畑のことを書かれているので、共通した風景があったものと思われます。

地球環境問題が深刻になっている今日だからこそ、21世紀に生きるこどもたちに残していかなければならない自然の大切さを考えさせられる一日でした。

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ジオベストの資料請求

ジオベストについて、多くの方から問い合わせがあります。

大きく分けて3つに分かれます。

①とにかく面倒な除草から解放されたい。
・土舗装が目的というより、毎年、草刈りに悩んでいるから、草が生えないようにしたい。
・除草剤は使わないで、簡単にできる雑草を防ぐ方法はないだろうか?つまり、舗装仕上げまでは要望していない。

②土を捨てるのは大変だから、現地にある土を使用して固めたい。
・現場にある土をリサイクルして、ジオベストと混ぜて舗装できないか?新しい土を使用すると、そこだけ色が変わるので、新たに土を持ち込みたくない。
・山の上なので、舗装材を運ぶのは大変。せめて固化材のみ運んで、現地の土と混ぜて固めたい。
・遺跡の保存に使いたい。新しい土を入れたのでは、景観が変わる。発見したときの姿のまま保存したい。
・土が余計に出てしまった。河川に土が流れ込んでしまったので、固めることさえ出来ればそれだけでいい。

③土の風合いを活かした景観舗装をしたい。
・新しく、その土地に合う土を持ち込んで固めたい。例えば、真砂土を使って、きれいに舗装をしたい。歩行者や管理車両が通る道なので、きれいに仕上げる必要があ る。特に公園など景観舗装をしたい場合です。

いずれの場合も、ジオベストを使用すれば環境に優しく、安全に施工できます。
資料を必要とされている方は、下記まで請求してください。資料を送付させていただきます。

◆ジオベストのお問い合わせは、
ジオサプライ合同会社 ホームページ
広島(082)299-0681 神戸(078)843-2561 名古屋(052)766-6419 
福岡(092)518-3537まで。
出来ればメールでお知らせをお願いします。
尚、ジオベストの最新情報はブログで発信しております。

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ホームページ

たいした情報はありませんが、ジオベストのホームページをアップしました。
しかし、ブログの方が簡単に書きこめるので、メインは、ブログでいきたいと思います。

ホームページ
ブログ



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施工方法

ジオベストを使用した土系舗装の施工方法は、ホームページに載せているようにさまざまな方法があります。
歩行者用の歩道や園路は、路盤を設置しないで下地転圧をした上に直接土系舗装をします。
路盤を設置する場合は、支持力を高める目的で、「歩行者、自転車が通る道」または「管理車両が通る道」に設置します。
4トン車の管理車両が通るようなところでは、路盤は一般的には、切込砕石(C-40)を使用します。
しかし、写真のように、鉄塔敷地の広場の施工の場合は、路盤が必要ないので、除草・除根を行った後、不陸調整を行い、その上に土系舗装をします。その方が透水性が高くなり、良好な土系舗装になります。
ジオベストの土系舗装は、保水性だけでなく、浸透性があるので、水は浸透した後、路床に流れます。よって、水が浸透しないような材料の路盤があると不具合が起きます。そういった不具合を避けるために路盤に勾配を設けて、水を逃がします。いわゆる排水対策です。
土系舗装を行う上で一番重要な工事です。
ジオベストと土を混ぜた舗装材の敷き均しは、機械の場合、アスファルトフィニッシャーで行いますが、人力でやる場合は、ハンドガイドローラで転圧を行い、端部をプレートで転圧します。
しっかり固めれば固めるほど、堅くなります。
現場の土と混ぜる場合は、鋤とってミキサーで混ぜるか、バックホウや耕運機で混ぜた後、再度広げて、転圧をします。くわしいことは舗装マニュアルがありますので、ご連絡をお願いします。
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司馬遼太郎

学びを楽しんだ江戸時代の浪速の町人塾に触発されて「どきどき斎塾」の世話人をしています。

江戸時代の浪速には多くの手本になる事例が多く、今に活かしていきたいと考えたことがきっかけです。
10月27日には、「21世紀に生きる君たちへ」の企画展示をやっている司馬遼太郎記念館に行ってきます。
この「21世紀に生きる君たちへ」という次世代へのメッセージを書いたのが司馬遼太郎さんです。
この「21世紀に生きる君たちへ」というメッセージは、人としての生き方が書かれているのだけれど、自然という「不変のもの」を基準に置いて人間のことが書かれています。
人間は自然によって生かされてきた。
自然へのすなおな態度こそ21世紀には重要になるだろうと。
昔も今もまた未来においても、そこには空気と水、それに土という自然があって、人間や動物、微生物が生きているということを忘れてはならないと伝えています。

企画展示は、28日までなので、是非行ってみませんか。
地球温暖化をはじめとする地球環境問題は、人間の思い上がりへの警鐘だと思います。
21世紀は自然と仲良くすることで発展していくと思います。
環境問題は私たちの生き方を問われているといっても過言ではありません。

実は弊社では酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」の販売をしております。きっかけは長らく地球環境問題に関与していたことから、環境に負荷の少ない土系固化材を知ったからです。

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適塾


適塾は福沢諭吉や大村益次郎など多くの先覚者を輩出した、幕末の蘭学者・緒方洪庵が開いた学塾です。
この適塾を、「どきどき斎塾」のメンバーで訪れ、大阪大学名誉教授芝先生にご案内いただきました。
北浜のオフィス街に町家風の建物があり、史跡・重要文化財にも指定されています。
塾生のうち、大阪府下の出身者は、わずか19名で、山口県出身者は56名と最多であり、長州が倒幕と明治維新の主導的役割を果たしたことがよくわかります。
建物は奥行が長く、典型的な江戸時代の町屋の風情が残っています。
江戸時代は、豊臣秀吉が建物の間口のサイズに応じて税金を徴収したと言われており、うなぎの寝床風の造りになっています。
住まいとしてみれば、中庭から取り込む光と風が気持ちいい。
そして、直接中庭から部屋には日光が入り込まないように廊下や縁側が設けられています。
奥の中庭と結ぶ細い土間は天井が高く、炊事場が置かれているものの、調理による熱気が逃げるように作られており、風の通り道として、夏でも快適だったと思われます。
また、壁で部屋を仕切るのではなく、障子や襖等の建具を用いて空間を活かしているので、風が家の隅々まで通ります。
建具についても、桟の開け閉めができる無双窓があるので、風を通す工夫が見られ、環境面からも適塾は参考になるので見て欲しいと思います。
私はこの「どきどき斎塾」の世話人をしております。

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ジオベストHPアップします

ホームページをアップ予定です。こちらにも是非立ち寄ってください。
尚、ジオベストの最新情報はブログで発信しております。

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六価クロム

平成19年10月6日配信の毎日新聞の記事に、山口県柳井市の農道から土壌環境基準値を超える六価クロムが検出されたという記事が出ました。
これは、柳井市が発注して3月に工事した農道(延長60メートル、幅2メートル)のことです。
通常の3倍の六価クロムを含んだセメント固化材が使用されていたことが原因と書かれています。
柳井市はセメント固化材を使った土壌部分(厚さ45センチ)をすべて除去するそうです。
今回の六価クロム溶出騒ぎは、萩市や下関市の山口県、島根県、九州7県にまで広がっています。特に、セメント系固化材を田んぼや農道に使用する場合は、作物の汚染や井戸水に影響するので要注意です。
今回は、セメント系固化材に問題があったようですが、混ぜる土によって、六価クロムが溶出しやすくなることがあります。
ジオベストの場合は、酸化マグネシウムを原料とした固化材なので、重金属類などの有害物を溶出することはなく、強アルカリの排水もありません。よって、生き物が住む農道や畦の施工には最適です。
下の写真はジオベストを法面に使用した事例です。法面の下は田んぼですが、農作物への影響はなく、安心して使用できます。しかし、道路から雨水が法面に直接流入すると法面の一部に亀裂が生じる危険性がありますので、道路にはアスカーブの設置が必要です。

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プロフィール

HN:
藤重 広幸
性別:
男性
職業:
会社員
自己紹介:
ジオサプライ合同会社にて、環境に配慮された各種の酸化マグネシウム系固化材を販売しております。特に酸化マグネシウム系土舗装固化材は、2005年度から販売を開始。酸化マグネシウム系真砂土舗装材「ジオミックス」は、2008年度より販売を開始しました。是非、弊社のホームページへお越しください。.

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