酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」を使用した土系舗装の事例紹介、土系舗装を施工するにあたっての注意点などをさまざまな角度から検討しています。 また、ジオベスト土系舗装のメリットであるヒートアイランド現象緩和やCO2排出抑制、地球温暖化への貢献についても書いていきます。
ジオベストの土系舗装は用途に応じてジオベストと真砂土等の土の配合比率を変えて、さまざまな場所でご利用いただいております。
今回ご紹介の「広場の土系舗装」は、広場の中央にアスファルト舗装の車道が走っています。アスファルト舗装と土系舗装では舗装構成が変わりますが、それぞれの舗装に合った構造で同時に施工されました。
市民の憩いの場でもあるので、ベンチや遊具が設置されており、遊具の周りは子供たちの転倒などに配慮して安全性を重視した施工がされています。
■ジオベストのお問い合わせは、
ジオサプライ合同会社 広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419
福岡092-518-3537へ。
もしくはジオサプライのホームページよりお問い合わせください。
防草テープとは、舗装と縁石等の構造物の隙間に発生する雑草を防ぐテープ状の雑草抑止材のことです。
雑草は、我々の生活環境の場に広く存在しています。
現実に、雑草を防除(制御)するには、雑草を必要最小限効率的、経済的かつ安全に取り除くことが必要です。そこで、除草剤の開発が挙げられますが、そこには飲料水の汚染や毒性の問題で、野性生物の減少や環境に対するマイナスの面が指摘されています。
現在では、生態系の安全性に対して、様々な配慮をすることが強く求められています。
中央分離帯や歩道部に雑草が生えると、歩行阻害や視距阻害などの弊害があります。
そこで、道路管理維持管理コストを縮減しつつ、良好な状態に維持するために、目地部の雑草対策を行う必要があります。雑草の繁茂には、先ず種子の発芽から始まりますが、この発芽にはいくつかの要因があります。
防草テープは、光と水分の2つの要因をテープで物理的に遮断することによって、種子や地下茎の発芽を抑える効果を持たせるために開発したものです。
そのための防草テープに求められる品質は、以下の4つです。
① 凸凹追従性・・・凸凹を有するアスファルト等に対して、凸凹などの変化に防草テープがしっかり路面を捉え隙間なく固定されること。
② 耐摩耗性・・・繰り返し踏まれて摩耗することに耐えて、性能を維持できること。
③ 耐候性・・・屋外で使用するため、日光や雨、温度、湿度などの自然環境に対して劣化や変質を起こしにくい性質を持つこと。
④ シール性・・・密着したテープへの外部からのゴミなどが入るのを防ぐ密閉性があること。弊社では施工後5年以上の雑草抑止が可能としていますが、7.5年経過してもテープ自体の耐久性に問題は見られませんでした。
■防草テープのお問い合わせ・お見積もり依頼は、
ジオサプライ合同会社 広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419
福岡092-518-3537へ。
もしくはジオサプライのホームページよりメールにてお問い合わせください。
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ジオベストの最新情報はブログで発信しております。
抜いても抜いても隙間から生えてくる雑草。
インターロッキングブロックの雑草対策は、ブロックの間の目地から生えてくるので、抜きにくく始末が悪いですね。
弊社の製品「ジオベスト」は、通常は空き地や広場の防草材として使用しておりますので、我が家のインターロッキングブロックにも使用してみました。敷砂には、おおよそ1㎡当たり5kg、目地には500gを珪砂に混ぜて使用します。このジオベストの配合の割合は、珪砂の重量の10%です。勾配がキツイ場合、15%程度に増やして使用します。
今回、お客様から問合せがあったので、まずは自宅で防草効果を実証してみることにしました。
本来は、敷砂もやり換えないときちんとした雑草対策にはなりませんが、面倒なので、目地だけやり直しました。
何十年も放置したインターロッキングブロックの目地は下の写真のように真っ黒でした。これをしっかり取り除かないと再び雑草が生えてくるので、ワイヤブラシを使ってきれいにしました。できたら、高速洗浄機で目地にたまった土を吹き飛ばすぐらいの方がいいですね。
除草剤は使いません。
古い目地の砂を取ったあとは、新しい珪砂にジオベストを混ぜ、隙間に入れて散水をしました。
そして、1ヶ月半後が下の写真になります。
ちょっと荒っぽいやり方ですが、それでもほとんど雑草は生えておりません。
だからといって目地材のみにジオベストを混ぜただけでは、完全に雑草が生えてくるのを防ぐことは出来ません。
珪砂だけだと固まっているわけではないので、敷砂や隙間に残っていた小さな根っこが伸びてくることがありますが、ジオベストを混ぜているので少し固まっていることから、雑草が生えてくるのを阻止してくれています。たとえ小さな雑草を見つけても、小さいうちに摘み取っておけば、広がりません。珪砂が固まってくれれば土の流失もありません。
※ある程度固まるまでは降雨に気を付ける必要があります。
※ジオベストには除草剤が含まれているわけではありませんので、雑草を枯らすことはできません。
※ジオベストは土と混ぜて雑草を生えにくくする土系舗装材です。よって、水に反応し、乾燥すると固まります。よって、インターロッキングブロックの種類によっては、表面がザラザラしていると、ジオベストの粉が付着して取りにくくなることがあります。散水前後にはインターロッキングブロックの表面に付着したジオベストの粉は乾燥する前に早めに取り除いてください。
本来は敷砂からきちんと取り替えないと、雑草が生えてきますよと説明させていただいておりますが、目地に詰まった古い砂や埃をしっかり取り除いた上で、新しい目地を入れれば個人宅の小さなスペースでのインターロッキングブロックならなんとか雑草対策が可能です。
ただし、芝やスギナなどの地下茎が広がっている場合は、敷砂からやり直さないと雑草対策は難しいです。
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