ジオベストとの混合土による土舗装施工時期が近年、年度末に集中する傾向が強くなってきています。このため、施工は厳冬期に行なうことになり、養生期間中の気温低下により、特に外気が氷点下になる場合は固化材の反応が遅くなり、凍害を起こす可能性があります。
その対策として、施工直後から所定の強度が得られるまでの間、土舗装中の水分が凍結しないよう、凍結温度を下げるために凍結防止剤(塩化カルシウム)を混合する方法があります。これは、施工上も工費的にも比較的容易であると考えられます。
実験を行った結果、使用時期は2~3月の寒冷季の終盤期、塩カルを添加することで確実に凍害予防に効果を発揮しますが、長期的には徐々に溶け出し、土中に希釈、拡散されるため効果が減衰していきます。
塩カルは水に溶かした状態で使用することが望ましいといえますが、下の写真のように粒状での散布でも構いません。ただし、塩カルは添加量が多すぎると強度に影響してきますので、ご注意ください。
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