雨水の排水を行う側溝には、さまざまな形状があり、目的に応じて使い分けがされています。しかし、セメントがなかった頃は、石を利用して排水の工夫がされていました。
まさに先人の知恵というものです。晴れている日は必要性がないのでなかなか気がつかないのですが、雨が降ると、勾配のある雑草地や山側から流入してくる雨水が溢れて歩行が困難になり、はじめて側溝の重要性を知ることになります。
下の写真の側溝は、実用性だけでなく、景観にもマッチしており、並べられた縁石が景観を構成するアイテムの1つになっている参考事例です。
下の写真は横断する側溝ですが、石を並べて水みちが作られています。特に三叉路なので、流入してきた雨水を上手に下側へコントロールする必要があり、そのために工夫されたものです。右側からの道には丸太によって土の流失を防ぐとともに水を側溝へ誘導する役目もされており、先人の知恵を見ることができます。
これらは土系舗装で整備がされているわけではありませんが、もしも土系舗装をされる予定があれば、先人の知恵に学んで、側溝は是非このような工夫をして欲しいという弊社からのご提案です。
勉強になります。
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