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環境にやさしいジオベスト

酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」を使用した土系舗装の事例紹介、土系舗装を施工するにあたっての注意点などをさまざまな角度から検討しています。 また、ジオベスト土系舗装のメリットであるヒートアイランド現象緩和やCO2排出抑制、地球温暖化への貢献についても書いていきます。

   

マグネシウムで再利用可能な無公害新型エンジン

ガソリンの価格が高騰しています。
このままいくと240円程度までいきそうですね。
マグネシウムは、土舗装材や重金属類の不溶化だけでなく、薬や肥料、そして、次世代のエネルギーとしても注目されています。

昨年のDesign News Japanに掲載されていた記事をそのまま引用します。

 『三菱商事と東京工業大学は、マグネシウム(Mg)と水(H2O)を燃料とする新型エンジン「Magnesium Injection Cycle(MAGIC)エンジン」の実験機を完成させた。MgとH2Oの反応で発生する熱と水素(H2)を利用し、化石燃料は使わない。副生成物は酸化マグネシウム(MgO)だけで、二酸化炭素(CO2)などを排出しない。MgOは、太陽光励起レーザーで還元して燃料であるMgに戻すことができる。三菱商事と東工大は、3年後の実用化を目指して研究を進める。
 MAGICエンジンは、地球上で豊富なMgとH2Oとの反応で得られるH2と熱を利用する。H2は燃焼や燃料電池を通じて、電気や熱、動力エネルギーに変換する。発生する熱量は、MgとH2Oの反応時に86kcal/mol、H2と酸素(O2)の反応で58kcal/molとなり、石炭に匹敵するエネルギーが出る。副生成物はMgOのみで、太陽光励起レーザーを使ってMgに戻し、繰り返し利用する。
 実験機の大きさは、直径約5cm、高さ13.5cmと小型でありながら、数十kWの熱出力が発生し、動力が得られる。推力を可変可能であるため、コジェネレーション、自動車、船舶など、CO2排出ゼロの新型エンジンとして期待できる。』


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土舗装の寿命

土系舗装の寿命は、施工の善し悪しやすり減りなどの摩耗といった物理的な破壊、気象条件、地形などで変わりますので一概には言えません。

しかし、酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」を使用した土系舗装の強度は、長期的に6ヶ月ほど反応しながら増加していきますので、施工をきちんとすれば相当長い期間維持できます。硬化のピークがすぐにくるわけではありません。

土系舗装のメリット・デメリットを知り、長期的に良好な状態を保つためには、施工予定地の事前調査が欠かせません。土系舗装には空隙があり、常に水や空気があります。その場所に雨水が入ると、積雪寒冷地域では、凍結溶融や硬化遅延が起きるので、不具合が起きやすくなります。また、雨の多い地域では、土系舗装の表面が雨水により侵食を受けることがあります。排水設備の有無、水たまりの発生が懸念されると寿命は短くなります。
よって、計画段階からご相談をしていただき、長期耐久性が保てるように工夫することで寿命が延ばせます。

これまでにジオベストで施工した場所の土系舗装では、長いもので15年以上経過しているところもあります。長く維持できているところにはそれなりの理由があります。
ご説明をさせていただきますので、ぜひお問い合わせください。

◆お問い合わせは、
ジオサプライ合同会社 ホームページ
広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419 福岡092-518-3537
尚、ジオベストの最新情報はブログで発信しております。


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小久保英一郎さんの講演とつぼ健さんのジャズ

この8月16日、大阪大学中之島センターにて、小久保英一郎さんの講演と、つぼ健さんのジャズ演奏のコラボ企画を行います。
主催は「どきどき」斎塾です。
「どきどき」斎塾は、学ぶことを楽しみたい、遊びたいという考えから、世話人代表山田善春さんと私を含めた8人の世話人が始めたボランティア組織です。
設立趣旨は、
『私たちは江戸時代のなにわの先人たちの活躍に触発され、自由に学ぶ事の重要性を認識した。また、なにわの先人たちが理系や文系の壁なくあらゆるものを学んだ姿勢の中に、心ときめく「どきどき」とした、学びの原点が存在していることに気づいた。私たちは現代の大阪に「自由闊達な学び舎」を再び立ち上げる事を希求し、ここに「どきどき」斎塾を立ち上げる。』
といったもので、これまでにも講演会や見学会などを定期的に行ってきました。
今回の企画は、世界的にも活躍されている国立天文台に籍を置く理論天文学者の小久保英一郎さんの講演と、関西出身で全国的に活躍されておられるサックス奏者、つぼ健こと、坪山健一さんのジャズ演奏のコラボ企画です。
皆さんに楽しんでいただけるように、さまざまな仕掛けを用意しております。
参加費は無料(但し、運営に費用がかかるので、皆さんにご厚志をお願いしています)。
定員は限定180名です。お早めにお申し込みください。
詳しい内容は、「どきどき」斎塾のブログに参加申し込み書がありますので、そこから申し込みをされるか、私までご連絡をお願いします。
http://blogs.yahoo.co.jp/rywft134/24063620.html

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ジオミックスの発売

いよいよ弊社にて販売中の酸化マグネシウム系土舗装固化材「ジオベスト」と乾燥真砂土を混合したプレミックス真砂土舗装材を発売します。
1袋20kg入りです。価格は1袋2980円(税別)
特徴は、
①セメントを使用せず、中性に近い弱アルカリ性の酸化マグネシウム系固化材を使用しているので、環境への負荷がかからず、生態系への影響がありません。

②真砂土は焼かず、天然乾燥なのでCO2を排出せず、また、二酸化炭素を吸収しながら固まることから、地球温暖化に対して抑制効果があります。
さらに、東京・大阪・広島といった地域ごとに「ジオミックス」を製造しますので、運搬費が削減でき、CO2の削減が図れます。

③施工が簡単。均して水をかけるだけで固まります。

池尻石材工業「無料見積もり&お問い合わせフォーム
※池尻石材工業は、ジオミックスを加工していただいている会社です。

◆ジオミックスのお問い合わせは、
ジオサプライ合同会社 ホームページ
広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419 福岡092-518-3537
尚、ジオベスト・ジオミックスの最新情報はブログで発信しております。

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関西電力 環境月間シンポジウムより

早いもので、新しく完成した堂島リバーフォーラムで開催された「関西電力の環境月間シンポジウム」から1週間が過ぎました。
この堂島リバーフォーラムがある場所は、江戸時代の大坂の学問所として多くの思想家や科学者を輩出した適塾の出身であり、のちに慶應義塾を創設した福沢諭吉の生誕の地でした。
「ほたるまち」の完成とともに、記念碑が元の場所に戻り、ABCも移って来て、中之島で最も素敵な街になっています。
さて、シンポジウムですが、第1部の講演は、「安井 至」さんの「経済と環境」から「環境と経済」へという内容でした。
安井さんは、「CO2を減らすには先進国だけが頑張っても駄目だ。発展途上国の協力なしにはCO2の削減は難しい」といった話をされていたように思います。
国は国民にCO2の排出量を一人一日1kg削減する運動を展開していますが、1kgの削減は大変な量です。
省エネ機器に買い替えたり、省エネ努力をしてもなかなか追いつきません。
しかし、家庭での給湯をエコキュートに換えると、実は607gの削減になります。
安井さんがエコキュートを薦めていたわけではありませんが、CO2削減には大きな役割を果たします。
CO2削減は切実な問題であると感じさせる内容でした。

第2部の「西村由紀江」さんのピアノは、心身ともに疲れた体に、「こころの清涼剤」のような心地よさがありました。
ユーモアのセンスも抜群で、誠実な人柄が伝わってくるとてもいいコンサートでした。
西村さんの曲は、どの曲も癒されるものばかりですが、特に疲れた時、応援してくれるのが「笑顔に会えたら」です。
これからも「こころの癒し」として聴いていきたいと思っています。

第3部は、「末吉 竹二郎」さんが加わってのトークセッションでした。
コーディネーターは「枝廣 淳子」さんです。
末吉さんは、「CO2の見える化」が必要ということや「金融機関のCSR」について話をされていました。
環境にいいものを長く使う=高くてもいいものを使うという新しい価値感を持つことの必要性や金融機関は環境配慮型であるかどうかで投資判断をすべきといった内容でした。
しっかり覚えていないので申し訳ありませんが、モノを見る時、CO2排出に気配りしているかどうかを判断基準にする科学的知見の大切さについて話されていたように思います。

ジオベストは弱アルカリ性の酸化マグネシウムを主成分とした土舗装固化材です。
建設廃材にならず生態系への負荷がない、安全で環境にやさしい材料です。
これからも環境に配慮して、いいものを提案していく姿勢を忘れないようにしたいと思います。

■ジオベストのお問い合わせは
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廃棄土のリサイクル

ジオベストなら本来廃棄処分を予定していた石・雑木・コンクリート・アスファルトのガラ・ガラスの破片等が混ざった建設廃材でもリサイクルして土舗装ができます。

本当は「きれいな真砂土を使って、きれいな土舗装に仕上げて、自然の風合いがあっていいですね・・・」と喜んでいただきたいところですが、写真のように廃材を埋め立てとして捨てなくても土系舗装の材料として有効利用ができます。
表面は「ふるい」にかけてきれいに仕上げれば、雑草が生えない土舗装として有効に活かすことができるわけです。
廃棄土のリサイクルです。
廃棄物を利用するのは、何が混じっているかわからないので怖いと思われるかもしれませんが、ジオベストは酸化マグネシウムを主成分とする弱アルカリ性の土舗装固化材であり、汚染土壌に対して不溶化効果を発揮することができます。もちろん、事前に不溶化効果の確認は必要です。
下記の写真の土壌にはそういった重金属類は含まれておりませんが、ジオベストなら安心して使用できます。

これもジオベストの特長です。

◆お問い合わせは、
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CO2を吸収する土舗装

酸化マグネシウム系固化材を使用した土舗装は、空気中の二酸化炭素を吸収しながら塩基性炭酸マグネシウムに変化して土を固めていくというのが特徴です。
よって、家庭の庭をこのジオベストで固めるとヒートアイランドの抑制だけでなく、地球温暖化にも貢献することにもなります。

政令都市では、家庭でCO2を削減した場合、削減分をまとめて企業に販売するという排出量取引制度を考えているのは広島市だけですが、こうしたことでも地球温暖化に貢献できます。

具体的に100㎡の土地にジオベストを使用して土舗装を行った場合に削減できるCO2の量はいくらになるかを割り出していかなければならないわけですが、現在、その作業中で具体的な数字の公表はしておりません。
この酸化マグネシウム系固化材を使用した土舗装は、セメントを使用して一気に固めるものとは異なり、養生期間を経て約半年かけてジワジワ固まっていきます。

ある企業ではコンクリートを壊して土舗装に切り替えているところがあります。
これはヒートアイランド抑制のためだけでなく、酸化マグネシウム系固化材ジオベストを使用して、CO2削減も図るという二重の地球温暖化対策のためです。
また、マグネシウムは、燃焼の際に二酸化炭素の排出を伴わないことから次世代エネルギーとして注目されています。
マグネシウムは燃焼後に酸化マグネシウムという物質に変化してしまいますが、これを太陽光エネルギーを用いてマグネシウムへと還元する装置の開発に東京工業大学の矢部教授らが成功しました。
酸化マグネシウムが土舗装だけでなく、次世代のエネルギーとして活躍できる日を期待しています。

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CO2を発生させない土系舗装

土系舗装の土舗装材の多くは、真砂土とセメント系固化材等を混ぜてプレミックス商品を作ります。
これが袋に詰められて土系真砂土自然舗装材として売られているわけです。
製造にあたって、真砂土はおよそ1時間かけて焼かれ、固化材と混ぜられますが、弊社が現在製造中のプレミックス商品「ジオミックス」は、真砂土を焼きません。
真砂土を下記の写真のようにビニールハウスで天日干しにします。
これに酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」を混ぜて、プレミックス商品「ジオミックス」をつくります。1袋は20キロ入りです。
よって、ジオミックスの土舗装が固化する仕組みで二酸化炭素を吸収するだけでなく、プレミックス製品の製品化の段階でもCO2を発生させない製品づくりを心掛けています。
また、セメントを使用してないので、強アルカリにもなりませんし、有害な六価クロムを溶出することもありません。
ジオミックスの発売は6月下旬から7月ぐらいになりそうです。
是非お試しください。
少量の場合、ネット通販が便利ですが、大量にご使用される場合は、別途見積もりをさせていただきますので、お気軽に下記までお問い合わせください。

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宮島 土のある風景

潮の香りと土の匂い、緑薫る豊かな自然。
そこには、いつまでも大切にしたい日本があります。
世界遺産の宮島です。

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白神山地

環境省は29日、地球温暖化が進むと、世界自然遺産に登録されている白神山地(青森・秋田県)のブナ林が今世紀末にも消滅する可能性がある・・・という発表をしました。
これは1990年比で国内の平均気温が4.8度上昇するケースを想定し、温暖化の影響を予測したものです。
白神山地の世界遺産の登録は、観光地であるからではなく、開発を行わず、自然のままが残されていることが評価されたためです。
よって、遺産登録以前からあった登山道以外には道はなく、今後も自然を損なわない修復以外には、新たな整備はされない予定だそうです。
何が世界遺産として価値を認められ、それを守るために何が必要なのかをよく知っているからこその措置です。
せっかくの世界に誇れるブナ林が地球温暖化で消滅しないよう、CO2削減を心がけましょう。


白神山地・ブナの原生林にて 2007.11

温暖化が進むと、酸性雨が森に染み込み、この森は、急速に枯れ始めると聞いています。みんなで、森を守りましょう。

photo by パンのyouichi

http://photofriend.jp/photod/632292/

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プロフィール

HN:
藤重 広幸
性別:
男性
職業:
会社員
自己紹介:
ジオサプライ合同会社にて、環境に配慮された各種の酸化マグネシウム系固化材を販売しております。特に酸化マグネシウム系土舗装固化材は、2005年度から販売を開始。酸化マグネシウム系真砂土舗装材「ジオミックス」は、2008年度より販売を開始しました。是非、弊社のホームページへお越しください。.

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