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環境にやさしいジオベスト

酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」を使用した土系舗装の事例紹介、土系舗装を施工するにあたっての注意点などをさまざまな角度から検討しています。 また、ジオベスト土系舗装のメリットであるヒートアイランド現象緩和やCO2排出抑制、地球温暖化への貢献についても書いていきます。

   

春、土舗装の季節

今年に入って、ほとんどブログを書く暇がないほど忙しい毎日を送っています。
特に3月に入ってからは一度もブログを書いていない・・・これはさすがにヤバイと思いながら、パソコンに向かいました。
3月もあと4日です。
暖かい日差しと寒い風が頬を撫でていく日が交錯しておりますが、春の息吹が感じられるこの頃の土系舗装は楽しみがいっぱいです。
ジオベストを使用した土系舗装は、歩行者を対象とした歩道、人や自転車が通る園路などが中心ですが、車が通れば通るほど地面が固くなるので、路盤さえしっかりしておれば大型トラックで通っても大丈夫という感触を得ています。ただし、車道としての利用はダメです。
真砂土の自然含水比は、含水比測定をしたあと、適正含水比に不足する水を加水して使用します。水が多すぎると、強度が出ません。それに、土が柔らかすぎて、ローラーに土がからみつき、施工がしづらくなるので、適正含水比より、やや水を少なめにするのがコツです。
ジオベストを使用した土系舗装は、慣れてしまうと簡単ですが、慣れるまでは、水と土とジオベストの配合のコツがわからないので苦労されると思います。
でも、植物や生物に影響を与えず、環境にやさしい土系舗装になるので、是非使ってみてください。
◆ジオベストのお問い合わせは、
ジオサプライ合同会社 ホームページ
広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419 福岡092-518-3537
尚、ジオベストの最新情報はブログで発信しております。

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ジオベストと凍害

野菜からコンクリートまで、寒冷地帯のあらゆるところで被害が発生する凍害ですが、一般的によく知られているのが、コンクリートの凍害です。
コンクリートの場合、コンクリートの中の水分の凍結・融解の繰返しにより発生します。
固まってしまえば発生することは少ないのですが、わずかな割れ目などがあると、深部へ水が浸入し、これが凍結してクラックなどの破損に結びついていきます。
対策としては、水セメント比を低減し緻密なコンクリートとすることなどが一般的です。
では、ジオベストによる土系舗装の場合はどうかというと、やはり、冬場の施工の場合は空隙に水が入り、凍結溶融などが起きるので、真砂土とジオベストを混ぜて練る時、適正含水比の水分量より少なくします。そして、機械施工で空隙をつぶすようにしっかり転圧をします。そして、寒さ対策としての養生が欠かせません。
しかし、ジオベストによる土系舗装の場合、凍害に合ったからといって慌てる必要はありません。
なぜなら、早いうちに気がつけば、再転圧で復元は簡単だからです。
通常、土系舗装の場合、一度固めると、時間の経過とともに強度が弱くなるのが普通ですが、ジオベストを使用した土系舗装は、適度の湿度と圧力があれば、復元させることができるからです。

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エコキュートのヒートアイランド抑制効果


外から暖かい空気を取り込み、室外機から冷たい空気を吹出すエコキュート。
これは、ヒートポンプを利用しているからですね。一般的にヒートポンプと聞くと難しいもののように思いますが、ゴム風船を勢いよく伸ばして鼻の下にもってくると、驚くぐらい熱いです。
一方、引き伸ばしたゴム風船を縮めて、鼻の下にもってくると冷たく感じます。これと同じことをエコキュートでやっているわけです。

燃焼させると、二酸化炭素が出てくるけれど、圧縮したり、膨張させることでは、二酸化炭素が排出されないので、地球温暖化抑制にも貢献しています。
もちろん、コンプレッサーを使って圧力を加えたり、下げたりするエネルギーは必要ですが、燃焼させるエネルギーよりはるかに少なくてすみます。
さて、本題に入りますが、なぜエコキュートがヒートアイランドの抑制に効果があるかということですが、圧縮すれば熱くなり、膨張させれば冷たくなる、この原理をエコキュートが採用しているからです。
どれだけの効果があるかというと、東京都23区の全世帯がエコキュートにすれば、23区内の朝5時の平均気温が0.5℃下がると言われています。
世界の平均気温が100年間で、0.6℃上がったということは、誰もが知っていますが、その効果はすごいことだと思います。
身近なところにも、ヒートアイランド現象を抑制できる技術があるわけです。

ヒートアイランド現象といえば、地面を覆うアスファルトやコンクリートで作られた建物からの照り返しと、エアコンなどからの排熱で、気温が高温化することですが、土舗装もヒートアイランド現象の抑制として注目されています。
土舗装は「土」本来の特性を活かした舗装ですが、夏の昼間のアスファルト舗装と比べると地表面を約10℃ぐらい下げることができます。
ジオベストは、土舗装をするための固化材です。
土に配合して土を固めるための弱アルカリ性の環境に配慮した材料です。
エコキュートと同様に、ジオベストを使用した土舗装は、二酸化炭素の排出を抑え、地球温暖化に貢献するだけでなく、ヒートアイランド抑制にも効果を発揮します。
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松山城

伊予の松山城へ行くと、武家屋敷跡が工事中のフェンスで覆われ、発掘調査中でした。
発掘調査では瓦などのたくさんの遺物が発見されています。
全国に170箇所あったといわれているお城ですが、江戸時代以前に建造された天守が現代に残っているのは、全国で12城しかなく、国により「国宝」や「重要文化財」の指定を受けています。
つまり、それだけこの松山城は貴重なお城なのです。
遺跡といえば、昨年の3月、香川県の「宗吉瓦窯跡」が発見されたあと、環境に負荷を与えず、現地の土で固めることができるジオベストが採用され、遺跡の保存が行なわれました。
松山城のお堀は、西堀と南堀、そしてわずかですが、東堀が残っています。
お堀には、大きな鯉が泳いでいて、こういった生物を守るためには、土系舗装からの強アルカリの排水が流れ込まないよう十分注意して整備することが必要です。
ジオベストは弱アルカリ性ですから、排水がお堀に流れ込んでも生物への影響がありません。
そして、補強剤も食品に使われているものを使用しているので安全です。
■ジオベストの問い合わせは
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凍害

ジオベストの土舗装に限らず、コンクリートや一般的な土舗装を実施すると、12月から3月にかけては、霜柱や凍結による破壊が発生する恐れがあります。
よって、できるだけ工事を控えることが望ましく、4月まで工事を延期して欲しいと考えています。

しかし、どうしても納期の関係で、4月まで待てない場合(日平均気温が4℃以下になる場合)は、凍結から保護し、特に風から防護することが大切です。
● 舗装作業時間 日没前までに作業を終えること。できれば16時には完了させる。
● 養生温度 5℃以上
● 養生期間 4~5日以上
特に、冷え込みが続く場合は、さらに2日間 0℃以上に保ってください。

養生マットは、ブルーシートではなく、「ダイトーコンクリート養生マット」「エービーイーマット」などを使用してください。
養生方法として、よく知られているのが、「練炭」ですが、「すずらんマット」「温風ヒーター」も有効です。
養生マットは、霜柱の進入を防ぐため、しっかり覆ってください。
土舗装を実施する時、水を使用しますが、水の量を減らすだけでなく、さまざまな対処方法がありますので、お問い合わせください。
知識としては、わかっていても体験しないと怖さがなかなかわかりません。失敗しないためには、4月が来るまで延期するのが得策です。
■ジオベストの問い合わせ
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ジオベストの特徴

ジオベストの特徴は、
① 弱アルカリ性なので、取り扱いが安全、生き物にやさしい。
② 固化材には、さまざまな種類がありますが、どのような土壌でも固化できるのではなく、固化が困難な土壌も数多くありますが、ジオベストは国内の大部分の土を固めることができる。
③ 弱アルカリ性で生物の生育を妨げず、生態系を破壊することがありません。
④ 固化しても、もともとの土の色を保つので、土壌の色を変えず、再現性があることから、土舗装として評価が高い。
⑤ 固まれば、透水性があり、雨が降っても崩壊することがありません。
⑥ 崩せば土に戻せ、植物を育てることが出来、産業廃棄物にならない。
といったことが上げられます。
ジオベストについてのご質問で、「土の中のアルミナとは反応するのか?」というものがあります。実は、酸化マグネシウムは土に含まれる非結晶成分(SiO2,Al2O3,Fe2O3等)が固化材と結合して硬化物を形成すると考えられています。

■土舗装、土壌改良でのジオベストについてのお問い合わせは、
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ジオベスト土舗装の含水比


ジオベストは舗装材ではなく固化材なので、真砂土とジオベストが混合されてはじめて土舗装材になります。
そして、問題になるのが加水の割合です。
ミキサーに真砂土とジオベストを入れて、30秒空練りをしたあと、水を入れて2分程度ミキシングをしますが、自然含水比が10%程度あれば、ほとんど水を加える必要はありません。
しかし、本日の現場では、真砂土が前日搬入されていたため、表面がパサパサで乾いていました。
真砂土を野積みする場合は、自然含水比を維持するためシートで覆い保護しておくことをお奨めします。
よって、真砂土を使用する場合は、事前に含水比を測定し、最適含水比(10~12%)で混ぜてください。
現場で測定できない場合は、水を加えて混ぜた状態を手に握った時、手につかない程度の湿り気があることが施工する上で一番いい状態といえます。ただし、なかなか手の感触だけでは判断が出来ないので、必ず測定する習慣をつけてください。
12月に入り、寒い日も多くなりましたが、今日の最低気温は6℃と暖かかったので、凍結の問題はありませんでしたが、寒くならないうちに施工を終えるよう計画することが大事です。
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湿原の再生

全国各地で進められている湿原の自然再生事業ですが、こうした工事の中で問題が起きています。
それは、地盤改良工事で使われる土壌固化材にあります。
工事にあたっては、
「自然環境にやさしく」とか「生き物が棲む湿地をつくる」といいながら、湿地に棲む生き物への影響を過小評価して、それらの生き物を殺してしまうという事態が起きているからです。

湿原にはマアザミやヒメシジミなどの多くの生物や微生物が棲んでいます。また、湿地には、サギソウ、トキソウをはじめ過湿で酸性という特異な植物種が多く、生き物にとっては、土壌固化材から出る高アルカリの排水は、大敵なのです。

湿原の再生は、水が大きな役割を果たしています。そこに棲む生き物を守るための自然再生事業であれば、生態系への影響に配慮した開発計画が望まれます。

ジオベストは、淡水動植物に対する影響はなく、環境にやさしい土壌固化材として評価され、広島県にある国定公園・八幡湿原自然再生事業で採用されました。

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地盤改良 ジオベスト

酸化マグネシウムを地盤改良材として使用する研究は、関西大学先端科学技術推進機構研究員である山田哲司さんをはじめとした関西大学の皆さんによる共同研究で進められています。
山田さんは、地盤と環境のコンサルタントでもあり、酸化マグネシウムの地盤改良についての造詣が深く、とても温和な技術者です。
11月20日、大阪市立大学で第8回地盤改良シンポジウムがあり、山田さんの名前を見つけたので、私も参加したかったのですが、生憎仕事が重なり参加できませんでした。
地盤改良といえば、低湿地を宅地にするために、人工的に地盤改良をすることが思い浮かびます。
低湿地部分は、軟弱地盤であるため大がかりな地盤改良工事が必要です。
酸化マグネシウムの地盤改良への適用にあたって、普通ポルトランドセメント改良土と消石灰改良土と酸化マグネシウム改良土を気中養生下における改良土の180日強度と28日強度を比較された実験結果を第39回地盤工学研究発表会で山田さんたちが発表されております。

それによると、180日強度は、28日強度に比べて乾燥による劣化が原因で低下するのに対して、酸化マグネシウム改良土のみが大きな強度を維持しました。

つまり長期にわたる改良効果が期待できる、気中養生下での乾燥による強度低下があまり見られないという結果が発表されています。
酸化マグネシウム=ジオベストは、環境面を考えても有効な固化材であることが立証されています。
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ジオミックス 全国で販売


ジオベストは弱アルカリ性の酸化マグネシウムを主原料とした土舗装固化材ですが、このたび、真砂土にジオベストを配合したプレミックス製品を製造販売することになりました。
ジオミックスはプレミックス商品なので、乾燥させた真砂土とジオベストが混合されており、混合する手間が必要ありません。また、真砂土が採れない地域では便利な商品になります。
セメントを使わない真砂土舗装材ですから、環境に対しての配慮だけでなく、施工する人に対しても安心して使用してもらえる商品です。
ジオミックスは、1袋20kg入りです。1袋2980円(税別)です。お問い合わせは、下記までどうぞ。池尻石材工業は、ジオベストと真砂土をブレンドする会社です。

池尻石材工業「無料見積もり&お問い合わせフォーム

有限会社 池尻石材工業 電話0120-015-191 担当:池尻

また、弊社(ジオサプライ合同会社)でもお気軽にお問い合わせください。
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HN:
藤重 広幸
性別:
男性
職業:
会社員
自己紹介:
ジオサプライ合同会社にて、環境に配慮された各種の酸化マグネシウム系固化材を販売しております。特に酸化マグネシウム系土舗装固化材は、2005年度から販売を開始。酸化マグネシウム系真砂土舗装材「ジオミックス」は、2008年度より販売を開始しました。是非、弊社のホームページへお越しください。.

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