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環境にやさしいジオベスト

酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」を使用した土系舗装の事例紹介、土系舗装を施工するにあたっての注意点などをさまざまな角度から検討しています。 また、ジオベスト土系舗装のメリットであるヒートアイランド現象緩和やCO2排出抑制、地球温暖化への貢献についても書いていきます。

   

防草の季節

なんで今が防草の季節なのか?

本当は日差しが暖かくなる頃か、秋が感じられる涼しい季節に防草対策をするのが一番いいのですが、施工が官公庁の年度末に集中するので、2月~3月は「防草対策で一番忙しい季節」というわけです。
しかし、春先から雑草の新芽が出てくるのを見ると、夏場のうっそうとした情景が思い出されるので、春の前に防草対策をしておくのもいいものです。
特に雑草が発芽するのに必要な養分を植物に与えないように対策をとっておくと、発芽を食い止めることができるからです。
ジオベストは植物の初期の発芽に必要な3大養分を不溶化します。
不溶化とは、植物に栄養分が吸収されないように固定化(化学的に変質)してしまうことをいいます。

安全で環境にやさしい弱アルカリ性の酸化マグネシウムが効力を発揮します。

その3大栄養分とは、次の3つです。
① 窒素(植物のタンパク質、葉緑素をつくるために必要):成長の早い段階から開花前まで必要です。ただし、連続して開花する場合は続けて必要になります。
② リン(植物体内での生化学変化、エネルギー運搬に必要):花を咲かせたり実ほ実らせたりするときに必要です。
③ カリウム(光合成やタンパク質合成に必要):成長の初期段階から最後まで一定量が必要です。
下記の写真は、2月7日に撮影したものですが、出来るだけ早い時期の対策をお奨めします。

ただし、冬場の施工は凍害の恐れがありますので、注意が必要です。

◆ジオベストのお問い合わせは、
ジオサプライ合同会社 広島(082)299-0681または、神戸(078)843-2561まで。

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酸化マグネシウムを主成分とした土壌改良材の開発

ジオベストは、酸化マグネシウムを主成分とした土舗装固化材ですが、酸化マグネシウム系固化材の応用範囲は土舗装だけでなく、土壌改良のあらゆる分野で利用されています。
特に河川へドロ対策や汚れた湖を蘇らす「エコロック-2000」、建設発生土・泥土には、「エコロック-1000」という製品で販売を行っています。
もちろん、宅地の土壌改良にもジオベストは強い味方です。

こうした技術を背景にして出来上がっているジオベストですが、ジオベスト深く知っていただくためにも、弊社ホームページを是非ご参照ください。
□ジオサプライ合同会社 ホームページ
広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419 福岡092-518-3537
尚、ジオベストの最新情報はブログで発信しております。

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河内木綿で省エネ生活

木綿の歴史は浅く、木綿が衣類に使われるようになったのは、江戸時代に入ってからだといわれています。
それまでの素材は、絹と麻が中心で、一般的には麻でした。麻の衣類は保温性が低く、冬場は何枚も重ね着をしないと寒くてしょうがない。
そんなわけで、優雅な装束である十二単も、何枚も着込まないと寒かったから、重ね着になったという理由があったものと思われます。
しかし、夏場の生活では、保温性が低く、放熱性に優れていたので麻は快適でした。

木綿は保温性・保湿性が高く、木綿を衣類に使うようになってからは、冬の生活がうんと楽になったわけです。
木綿の衣類で、重ね着から解放され、冬場に活発に動けるようになったことは、生活スタイルを大きく変え、省エネにつながりました。

江戸時代、八尾を含む河内地方は、全国有数の綿作地帯でした。その綿から作られる木綿は、「河内木綿」として全国的に知られていました。
寛永15年(1638)『毛吹草』という全国各地の特産物を紹介した本には、河内の特産のひとつとして「久宝寺木綿」が紹介されていますし、元禄2年(1689)の貝原益軒『南遊紀行』にも、「河内は綿を多く栽培し、とくに東の山のふもとあたりが多く、その綿から織った山根木綿は京都で評判となっている」と書かれています。
さらに、1704年(宝永元年)に大和川が松原方面付け替えられると、それまでの旧流路に出来た新田が砂地で綿作に向いていたこともあり、綿作りがますます盛んになり、木綿織りはさらに発展していきました。

そんなわけで、江戸時代も元禄を過ぎたあたりに、最初に大産地となったのは畿内でした。次いで伊勢・三河でした。
畿内の綿作は,秀吉の時代に大和の国で始まり,その後和泉,河内,摂津,山城へと広がっていき、これと連動して,副産物である綿実の油が、産地の近辺で生産されるようになったわけです。

弊社の酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」は、弱アルカリ性の土系舗装・土壌改良用の固化材です。環境への負荷が少なく、河川や低湿地で使用しても人体・植物・昆虫への負担がありません。成分・pH値についてヒメダカ急性毒性試験、ラット試験を行い、安全性が確認されています。ジオベストは水と反応にして水酸化マグネシウムになり、さらに炭酸ガスと反応して塩基性炭酸マグネシウムになり、土粒子同士の接着をもたらします。
■ジオベストの問い合わせは
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真砂土が手に入らない場合

地域によっては、真砂土が地元で手に入れられず、遠くからわざわざ運んでこられたという話をよく聞きます。
ジオベストの土舗装であれば、現地土と混ぜて、発生土をリサイクルして活用出来るという大きな特徴がありました。
しかし、もともと捨てる土なので、きれいに仕上げるために5mm程度の網目のフルイにかけて、土を再利用されている方もおられます。
そういった方に朗報です。
発生土をリサイクルして使うのはとてもいいことなのですが、真砂土でなくても現地の土を使って、きれいに土系舗装ができます。
ただし、現地の土には、砂に泥が混ざったような土や腐葉土などもあり、すべての土が土系舗装に適しているわけではありませんので、事前に配合試験を行い強度を調べます。
下の写真は、山砂とジオベストと水を混ぜて土舗装を実施した事例です。
是非お試しください。
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地球にやさしくしてもらうために先人の知恵生かし暮らし楽しむ

実は、昨年末、日経エコロジーの別冊「エコプロダクツガイド2008」に、エッセイスト・麻生圭子さんのお住まいが紹介され、環境への配慮から無理して京都の町家に住むのではなく、暮らしを楽しむために町家体験をされている様子を知りました。
京都の町屋には随所に先人から受け継がれてきた知恵が詰まっています。
京都だけが特化しているわけではありませんが、高温多湿で、蒸し暑い京都の暑さは格別です。
京都の町家の造りは大阪では市内の適塾でも知ることが出来ますが、うなぎの寝床のような造り、風を通す土間、坪庭などの利用の仕方は、現在にも活かせるものがたくさんあります。
麻生さんの環境問題に対する考え方として、下記のように書かれておりました。

「地球にはもっと畏敬の念を持つべきものだと思う。地球にやさしくするなんておこがましい。本来は地球からやさしくしてもらうためには、どうしたらよいのかを考えるべきなのではないでしょうか。事実、今は地球から冷たくされかかっているわけなんてすから。」 

確かに温暖化防止の原点はここにあるように思います。
自然に対する畏敬の念を持って、温暖化を克服していくことが大切だと思います。
今年最初の書き込みなので、気になっていた麻生圭子さんのことを取り上げてみました。

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海水で固める

「離島の山道や沿道を海砂を使って、海水で固めることができないか?」といった質問がありました。
ジオベストの場合は海水でも土を固めることが出来ますので、「大丈夫ですよ」という返事をさせていただきました。
離島に土系舗装用の固化材や水、土を運ぶことは大変な作業です。
しかし、ジオベストは土系舗装用の固化材であり、固化材のみを島に運べば、現地の海砂と海の水を混ぜて固めることが出来ます。
前例として、小笠原父島から船で20分ほどの無人島「南島」にて、修復作業にジオベストが使われたことがあります。
海砂をジオベストで固めた別の例では、下の写真がそうです。
海砂と破損した陶器が混在していて、撤去しないと危険だった場所でしたが、5cmの厚さの盛土を行い、転圧と締固めをして、砂山として再利用できるようにしております。
現地のきれいな海砂にジオベストを15%添加し、海水を混ぜて固めたものです。
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家庭におけるCO2削減

京都議定書がいよいよ来年スタートします。
環境問題については、10月に、IPCCとアル・ゴア前米副大統領がノーベル平和賞を受賞するなど、世界の関心が高まっています。 
日本の産業界は省エネ・低公害型技術の開発に注力してきたので、日本は省エネルギーの先進国といわれていますが、一方、家庭のCO2排出削減は遅れているといわれています。
2006年度の家庭におけるCO2の排出量は、1990年度比、実に30.4%も増えています。
これは家庭におけるエネルギーの消費が大幅に増えていることが原因です。

地球温暖化防止の国民運動「チーム・マイナス6%」がスタートしてから2年半たちますが、家庭でやれることといえば、身近な省エネです。
しかし、家庭のエネルギー消費のうち給湯は28%、暖房が25%を占めているので、この部分での削減をしていかない限り追いつきません。
CO2の削減は、給湯でいえば、エコキュートなどの空気熱を利用して沸かす電化機器や家庭用燃料電池の普及にかかっています。
暖房については、住宅構造の改善で、暖房に頼らなくてもすむような高気密・高断熱の住宅の技術開発にあるのではないかと思います。
来年は北海道洞爺湖首脳会議(サミット)が開催されます。
身近な省エネ努力は欠かせませんが、実態をふまえた家庭におけるCO2削減を本気で考えないといけない時期に来ているように思います。

弊社は「環境にやさしいジオベスト」というタイトルでブログを書かせていただいておりますが、ジオベストは、環境負荷を低減させる土系舗装用の固化材であるとともに、現地の土と混ぜて土系舗装ができるため、現地まで土を運搬する必要がありません。そういう意味でもCO2削減に貢献する固化材といえます。
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江戸時代の舗装とヒートアイランド

武蔵野美術大学講師 石川英輔さんは、多くの江戸時代のリサイクル事情の本を出されており、講演もされていることで有名です。
その中で、江戸時代の舗装について、次のように語られています。

「江戸の都市計画の面でいうと、彼ら先人は江戸をヒートアイランド化から守ろうとする発想を持っていたように思われます。
その理由は江戸には舗装道路がありません。進歩主義の人は、江戸は遅れていたから舗装道路がないのだといいますが、私はそうではないと思う。
 当時の石工技術からすれば、当時の資料を見ても舗装されていない日本橋大通りなども、舗装をしようと思えばできたはずです。
実際、『江戸名所図会』に描かれた新宿の大木戸のあたり(今の御苑あたり)の一部は舗装されています。
青山の善光寺などお寺の参道も石畳になっています。
つまり、技術的に不可能だったのではなく、江戸の夏を快適に過ごすためには、舗装して都市の温度を上げないほうがいいと考えたのだと思います。」

なるほど、意図的に舗装していなかったとすれば、江戸時代は土埃が舞って、さぞや大変だっただろと思うのですが、近世初期における外国人ロドリコの見聞記によると、江戸の街路は美しかったと記述されており、少なくとも土埃が舞っていたということはなかったようです。

それではどんな道路の整備をしていたかと云うと、江戸時代初期の正保5年(改元慶安元年、1648年)江戸町触に、浅草砂というのが出てきます。
『海道(街道)の舗装として「浅草砂」に「海砂」をまぜて中高につくこと』を命じています。
「中高」とは中央を高くして左右を低くすること』を意味しています。
道路の中央を高くして水はけをよくするということですね。
ここでいう浅草砂とは浅草で採れる砂利のことであり、海砂は読んでの通りです。
つまり砂利と砂を混ぜて固めているので、土埃など舞うことが少なかったといえるわけです。
 
この土を固めただけの道路が、実は夏の江戸の街の空調設備であったと思われます。
アスファルトの道路は真夏の炎天下では55℃以上にもなり、熱射病になってしまいますが、土の上なら少なくとも10℃は低いし、打ち水をすればさらに5~6℃涼しくなります。
江戸時代は暑くなれば自然に打ち水がされたし、その効果があがったのも、舗装していない道路だったからこそだと思われます。あくまで個人的見解です。

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ゼロエミッションの取り組み

ゼロエミッションとは排出をあたりまえとする産業モデルからの転換を意味しており、廃棄物ゼロを切り口に持続可能な社会(資源循環型社会)の構築を目指す取り組みをいいます。
ゼロエミッションのモデルとしては、江戸の町があります。
江戸時代は、リサイクルを積極的に行い、バイオマス資源を有効活用し、効率的な循環型社会システムが確立していました。
つまり糞は、肥料や燃料として、また藁草履や草鞋などの日用品として利用され、使い終われば燃料となり、燃え残った灰は肥料になりました。
江戸時代は物が不足していたからという理由もあると思いますが、それ以上に日本人にはモノを大切にするという考えが根底にあったからだと思われます。
つまり、世界の3大文明は全部木を切りすぎて、砂漠になってしまって滅びたけれども、江戸時代の日本人はちゃんと循環型社会を成立させ、世界に誇れるゼロエミッションの先例を作っています。

そして、現在社会においても、循環型社会に適合した事業活動を推進しようとして取り組んでいる企業を多く見かけるようになりました。
例えば関西電力の「CSR Report 2007」を拝見すると、火力発電所等から排出される産業廃棄物の98%がリサイクルされており、中長期計画では産業廃棄物リサイクル率99.5%以上という高い数値目標が掲げられております。

また、弊社の発売する「ジオベスト」も、コンクリートやアスファルト舗装ではなく、土舗装でヒートアイランドなどの地球温暖化を抑制、透水性のある温かみのある土壌を再現するだけでなく、舗装として一度固めた土をリサイクルして植物が育てられる土に戻すことや、廃棄しようとしていた土を再利用して舗装に使うなど、これからの循環型社会システムの構築に一役買う商品として育っていくと確信しております。

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水質管理基準について

土壌汚染の問題は、さまざまな有害物質による土の汚染でした。
もうひとつ考えなければならないのが水質汚染です。

現在、東京都の中央卸売市場の移転問題で、移転予定地(江東区豊洲)の土壌が水質管理基準を大幅に上回る強アルカリ性(PH11.35)であることが発表されています。
つまり強アルカリ性の水が土から染み出て海に流されているということです。

これとは別ですが、土壌改良剤にを強アルカリ性の固化材を使って固めたのはいいけれど、強アルカリ性の水が川に流れて、魚が死んだとか、水性生物に影響が出たというニュースを見かけます。
であれば、pHはいくらだったらいいのかという説明をしますと、中性は、pH7ですね。7より数字が大きくなるとアルカリ、7より数字が小さいと酸性です。
そこで、水質管理基準ではpH5.8以上、8.6以下としているわけです。

アルカリ性の高い固化材を使用して土系舗装をした場合、土系舗装は透水性舗装なので、舗装の土壌の空隙にたまった水が川に流れます。そして、施工したあとで、pHが高い・・・と、あとから慌てるのが水質汚染の問題のほとんどです。
自然の真砂土や関東ローム層の土は、弱酸性の領域にあり、ジオベストはpHが8.5程度と弱アルカリ性であり、土と混合することにより中性域にもっていくことができるわけです。

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HN:
藤重 広幸
性別:
男性
職業:
会社員
自己紹介:
ジオサプライ合同会社にて、環境に配慮された各種の酸化マグネシウム系固化材を販売しております。特に酸化マグネシウム系土舗装固化材は、2005年度から販売を開始。酸化マグネシウム系真砂土舗装材「ジオミックス」は、2008年度より販売を開始しました。是非、弊社のホームページへお越しください。.

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