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環境にやさしいジオベスト

酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」を使用した土系舗装の事例紹介、土系舗装を施工するにあたっての注意点などをさまざまな角度から検討しています。 また、ジオベスト土系舗装のメリットであるヒートアイランド現象緩和やCO2排出抑制、地球温暖化への貢献についても書いていきます。

   

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ジオベスト 土系舗装

土系舗装は、人間にやさしい通路として公園などで採用されています。これまでは土にセメント系固化材や石灰系固化材を混合する舗装工法が用いられていました。しかし、固化処理土からの浸出水が高アルカリ性を呈し、周辺の植生の枯死魚が死亡するといった影響が懸念されています。
「ジオベスト」は、酸化マグネシウムと多価金属塩の酸性剤の混合物を主体としたものです。酸化マグネシウムは土中の水分により水和されて、水酸化マグネシウムとなり、さらに土のシリカなどと反応してマグネシウム・シリケート水和物として硬化します。一方、混合されている金属塩類は、生成された水酸化マグネシウムと急激に反応してマグネシウムフェライト水和物を生成して、硬化します。
ジオベストは、セメントを固化材に利用してないことから、土壌の高アルカリ化や六価クロム等の重金属の地下溶出を抑制できるので、地球環境にやさしい固化材といえます。
下の写真は施工後1年半経過したジオベストの土系舗装になります。







土系舗装は、通常、歩行者を対象とした舗装なので、強度的に弱点もあります。それは、透水性舗装ということから、空隙に水が浸入するという点です。よって、
・積雪寒冷地域では凍結融解の影響を受けやすいこと。
・積雪がなくても冬季の最低気温が低い場所では凍上および凍結溶融の影響があること。
・雨水の浸食を受けやすいので、排水設備などを勘案して土系舗装の設定を行うこと。また、雨水が滴下する箇所(樹木や建物屋根の周りなど)は、洗堀や表面の荒れが生じやすいこと。
・縦断勾配が大きい箇所では、舗装表面が洗い流される現象が懸念され、水の流入にも気を付けなければならないこと。
・十分な養生期間をとらないで、すぐに開放すると、摩耗による損傷をうけやすいこと。
などです。特に、水の滞留や水溜まりができる場所での施工は、その原因を排除してから施工することが必要です。

よって、土系舗装の適用に際しては、施工前に耐久性を考慮した設計を行うことが重要といえます。土系舗装を予定されているのなら、事前に下記までご相談ください。

■ジオベストのお問い合わせは、
ジオサプライ合同会社 広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419
福岡092-518-3537へ。
もしくはジオサプライのホームページよりメールにてお問い合わせください。
ジオベストの最新情報はブログで発信しております。
 

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プロフィール

HN:
藤重 広幸
性別:
男性
職業:
会社員
自己紹介:
ジオサプライ合同会社にて、環境に配慮された各種の酸化マグネシウム系固化材を販売しております。特に酸化マグネシウム系土舗装固化材は、2005年度から販売を開始。酸化マグネシウム系真砂土舗装材「ジオミックス」は、2008年度より販売を開始しました。是非、弊社のホームページへお越しください。.

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