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環境にやさしいジオベスト

酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」を使用した土系舗装の事例紹介、土系舗装を施工するにあたっての注意点などをさまざまな角度から検討しています。 また、ジオベスト土系舗装のメリットであるヒートアイランド現象緩和やCO2排出抑制、地球温暖化への貢献についても書いていきます。

   
カテゴリー「ジオベスト」の記事一覧

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水みちとジオベスト土舗装 その3

水みちが出来る原因は、雨水や流入する水が土に透水する前に土舗装の表面を流れるから掘れるのであり、①勾配がきついから、②予期せぬ大量の雨や水の流入があったから、③土舗装の強度が出る前に降雨や雨の流入があったから・・・というのが主な原因です。
土舗装の強度が出る前に降雨や水の流入で水みちが出来た場合は、強度が出れば問題は解決します。その場合は、ほうきで土舗装の上の土の粒を集めて、ジオベストと混合して、写真のように水みちを埋め、足で踏んでやれば簡単に修復できます。
しかし、もともと勾配がきつい坂道や大量の水の流入が予想される場合は、物理的に排水をコントロールする必要があります。登山道の修復は水を止めるのではなく、登山道を流れる水を道の横に逃がしてやる工夫をします。
土舗装も同じなので、大きな破損にならないうちに早めに対処しましょう。
土系舗装は水がないと固まりませんが、水が不具合を起こします。
土系舗装にとって、水のコントロールはなにより大切です。
■ジオベストのお問合せは
ジオサプライ合同会社 ホームページ
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水みちとジオベスト土舗装 その2

下の写真も水によって破壊された土系舗装です。
右側の雑草地から流入してきた水の勢いで、土系舗装がえぐられています。
多分、雨の日に見ると、右側から左側に横切るようにして水みちが出来ているはずです。
このように横から流入してくる大量の水に対しては、どのような土系舗装でも破壊されてしまいます。
もちろん、写真を見たらジオベストを使用した土系舗装ではないことがわかりますが、このような状況になれば、ジオベストの土系舗装でも同じことが起きます。
土系舗装は、コンクリートやアスファルト舗装のような強度がありません。
「水みちふさぐな、それ通せ」という戒めの言葉がありますが、雨の日に土系舗装をしようとする現場に立って見れば、どのように水が流れているかがわかります。
写真のように道を横断するぐらいの勢いのある水みちを見つけたら、土系舗装だから透水するので問題ないと軽く考えないで、側溝を設置して水の排水を検討する必要があります。
土系舗装は雨が透水し、安全で快適な歩行性を確保できますが、その快適性を壊すのも水です。土舗装の設計の段階で、良好な土舗装を維持するために、水対策を考えておきましょう。
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水みちとジオベスト土舗装

土舗装は、衝撃吸収性が高く、歩行者に優しい舗装です。自然環境にも調和し、ヒートアイランド対策としても有効です。
そんな土舗装ですが、散策している途中で、無残にも階段の土舗装が破壊されている場所を見つけました。ジオベストを使用して舗装した土舗装ではありませんが、土舗装の土が流失して、路盤の砂利が剥き出しになっています。
多分、雨の日に、この場所を訪れたら、階段の上から水が流れてくるので、水を避けて登らなければならなかったはずです。
よくある話ですが、この階段の土舗装は、透水性舗装なので雨が降っても透水するから壊れることはない、大丈夫だと思われて、造られたのだと思います。よって、排水溝の検討など全く考えられていなかったはずです。
しかし、このような階段の場合、階段を流れる水だけでなく、左側の山からも雨水が流入するので、大量の水が勢い良く下方へ向けて流れていくため、土舗装はすぐに破壊されてしまいます。
つまり、透水する前に大雨が降ると、階段が水みちとなり、土舗装が流されてしまうわけです。
同様に土舗装の勾配がきついと、坂道を水が走るので雨が透水する前に土が流されてしまいます。
晴れている日に、なかなか雨の日のことは想像できないと思いますが、雨水はどのように集まってきて、どのように流れていくかを想像したら、排水溝のことを考えたに違いありません。ジオベストは土舗装固化材なので土舗装をするために使用しますが、コンクリートのように強くはありません。水の流入があれば上手に水が流れる「水みち」を考えることが快適な土舗装を守ることにつながります。
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大別当城

昨年の4月に、このブログでご紹介しました中世の山城の1つである「大別当城」跡への道に、「八巻城」跡側から吊橋がかけられ、下の写真のように整備されていました。
1年前には想像もできませんでしたが、これで快適に「大別当城」跡へ登ることができます。
まだまだ今後も継続して整備されていくと思うので、多くの人が楽しめる自然豊かな観光地になっていくものと思います。
那岐山の麓には宿泊も出来るコテージも出来ており、これからのシーズンは多くの人で賑わいそうです。
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桜の季節が待ち遠しい遊歩道

ジオベストを使用した真砂土舗装は、歩行する人に快適な歩行性を与えることができます。
また、ジオベストは弱アルカリ性の土系舗装のための固化材であり、国が定める溶出試験をすべてクリアーしているので、桜などの樹木へ環境負荷を与えないよう配慮がされています。
実は、貴重な桜などの生えている場所で、安心してご使用いただける土舗装固化材であることが評価されて、今回採用されました。
この遊歩道はこのまちに住む人々に、癒しと安らぎを与えてくれており、自然環境と共生していくまちのシンボルとなっており、春になれば桜が咲き揃い、私たちに元気と勇気の素を与えてくれる場所です。

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街中に新設された遊歩道

下の写真は、公園や観光地の中にある散歩のためにつくられた遊歩道ではなく、毎日、通勤通学で使用する都市の中心部にある真砂土舗装の歩道です。
よって、自転車が頻繁に往来するので、磨耗が激しく劣化しやすい場所といえます。
こういった場所では締め固めが一番重要です。
ジオベストによる土系舗装は、締め固め密度と一軸圧縮強度は比例するので、十分な転圧があれば、強度も比例して出るということになります。
材令28日で比較すると、十分な転圧があれば8N以上になりますが、85%程度の転圧であれば、2N程度しか出ないといったことが起こります。
歩行者のみの歩道であれば、適度な弾力性を持たせるために、転圧はほどほどにするという工夫もできます。
つまり、ジオベストは、用途や目的に応じて転圧で強度を変えることができるともいえます。
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歴史の風格が漂う景観にマッチしたジオベスト

江戸初期から中期にかけて建てられた由緒ある正門の下に見られるのは、ジオベストで固められた土系舗装です。
土に近いジオベストによる土系舗装は、歴史的建造物の景観にマッチして、月日が経つごとに馴染んでいきます。
土が持つ弾力性と保水性は衝撃を吸収してお参りしていただく人々に、安心感を生み、心地よさを感じさせてくれます。
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ジオベストによる登山道の整備

2011年、世界自然遺産に登録された小笠原諸島。登録されたことによって、多くの観光客が訪れ、土壌流失や過剰利用による荒廃が問題になりました。
そこで土壌浸食策として散策路整備にジオベストが使用されました。
採用された理由のひとつに、環境保存のために「持ち込まない、持ち出さない」という厳格なルールがあり、ジオベストのみで修復できるジオベストは最も適合した資材でした。

資材を運ぶのが大変な登山道や遊歩道では、固化材であるジオベストのみを運搬すれば効率よく登山道の土の流失防止や防草対策をすることができます。
写真の登山道整備は厳寒期である2月~3月の雪の中で行われました。時期的に凍害に遭いやすく、作業もしづらい環境でしたが、無事整備されました。
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中世の山城

下の写真は、標高583mにある大別当城です。奈義町にある中世山城の1つです。
中世の城は、山の自然の地形を利用して山城を築きます。
この山城の頂上には現在展望台が整備されており、ここからの景色が素晴らしいですね。
そして、当時の遺構も残っています。
築城の時期は鎌倉時代から南北朝時代と考えられています。
実は下山する時、急な山道にカメラを落としてしまいました。
自然のままの木の枝を組み合わせて、独特な水の道を考慮した登山道が整備されているのですが、
木が朽ちていたため、木がずれてうっかり足を滑らせてしまったからです。
景観を考慮しながら道を整備するのは大変ですが、急な道なので、土舗装用固化材ジオベストなどを使用して安全に土を固めていただくといいですね。
近くには樹齢900年といわれる菩提樹がある菩提寺城跡などもあるので、興味のある方は、ぜひともお出かけください。
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安山岩風化土を固める

通常、土舗装に使用する土は、真砂土を使用します。真砂土とは花崗岩風化土です。石英などの鉱物などで出来ているので、風化しても細かくはなりませんが、透水性が高く、土舗装に向いています。
一方、安山岩風化土は花崗岩風化土とは対照的に粘土質でシルト分が多く、含水比も花崗岩風化土の約2倍程度あり透水性が低い土です。
よって、どちらかというと締め固めてもパサついて土舗装の材料には不向きではないかと思われます。そこで、写真のようにジオベストで固めてみました。含水比が高いので加水せずにジオベストと安山岩風化土を混合してトレイに入れ、手で押さえて、2~3日様子を見て、トレイから取り出したものです。結構固く、強度が出ています。ジオベストの自硬性は40%程度なので、多分、ジオベストの主成分である酸化マグネシウムが安山岩風化土に含まれる鉱物に反応して強度を増したものと思います。
ジオベストは、関東ローム、黒ぼく土、褐色森林土、真砂土、赤土等を固めることができますが、どの土の種類でも相性がいいかというとそうでもありません。
やっぱり実際に固めてみて、どの程度の強度が出るかを事前確認することが必要です。
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HN:
藤重 広幸
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男性
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会社員
自己紹介:
ジオサプライ合同会社にて、環境に配慮された各種の酸化マグネシウム系固化材を販売しております。特に酸化マグネシウム系土舗装固化材は、2005年度から販売を開始。酸化マグネシウム系真砂土舗装材「ジオミックス」は、2008年度より販売を開始しました。是非、弊社のホームページへお越しください。.

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